
ハーレー乗りの99%が知らない【電スロのレスポンス設定をMAXにしてはいけない理由】
メカニックの矢野です。
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結論からいうとハーレーダビッドソンの
「電子スロットルのレスポンス感度をMAXにしてはいけない」
ということです。
FP3を使っている方だけではなく
チューニングショップのチューナーさんでも
知らない人が多い内容になっています!
今回のブログ内容は
・電子スロットル車が乗り辛い理由
・チューニング後スロットルのレスポンスが良くなる2つの理由
・スロットルレスポンスのレベルをMAXにしてはいけない!?
こんな感じです。
ハーレーダビッドソンの電子スロットル車両は
スロットルバルブをケーブルではなく、ライダーが
スロットルグリップをどのくらい開けたか?を
電気信号で感知し、スロットルバルブをモーターで開閉し、
加速していきます。
しかし、ケーブル車両から電子スロットル車に
乗り換えた方は違和感を感じると思います。
遅れて開いてるような・・・
レスポンスが悪い感じ・・・
特に低速!!
その理由はたった1つ
グリップを捻った分、実際は開いてないからです。
凄く実際はマイルドに開いてます 笑
ここからが本題です!!
・チューニング後スロットルのレスポンスが良くなる2つの理由
1つ目の理由は
空燃比が合うとかなりレスポンスが良くなります!!
2つ目の理由は
スロットルのレスポンス(感度)を上げているからです。
最初に話したように開けた分反応しないように
なっているタルーーーいスロットルの感度を良くします。
この2つの理由でスロットルのレスポンスが向上します。
だが、しかし!!!
・スロットルレスポンスのレベルをMAXにしてはいけない!?
スロットルレスポンスを上げると反応が良くなるので
「開けた分開いてくれるように感度をMAXにすれば
レスポンスが良くなるんじゃないか!!?」
と思われがちですが間違いです。
理由はインテークの流速が落ちるからです。
※インジェクションチューニング済の車両でも
感度MAXになってしまっている車両が多くあります。
ストローをイメージすると分かりやすいと思いますが
太いストローの方が一気に沢山の空気を吸えますが
ゆっくり吸う時は細いストローの方が吸った空気の流れが速いです。
このように、エンジン回転数が低回転でガバっと開けすぎると
吸気がスローダウンし、レスポンスが悪くなります。
なので、吸排気やエンジンに合わせてスロットル開度と
回転数毎にダイノマシーンでサンプリングを取って
2500回転以下の低回転のレスポンスをベストな状態に
調整する必要があります。
Youtube動画でもご覧ください
電子スロ感度をMaxにしてはダメな1つの理由。2020年モデル以降のハーレーダビッドソンは制御不可?
なので、電スロ ハーレーダビッドソンは
「電子スロットルのレスポンス感度をMAXにしてはいけない」
ということです。
しかし2019年以降トライクや2020年以降ツーリングモデルは
トラクションコントロールなどのプログラムの影響で
TGS/スロットルレスポンスを良くする事が出来なくなっています(>_<)
カム交換をしたミルウォーキーエイトは
特にこの調整がシビアになります(^-^;
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それではこの辺で!!
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