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【2023年最新】ハーレーのインジェクションチューニングってそもそも何?

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メカニック兼チューナーの山田です!!

ハーレーの有益な情報を分かりやすく優しくお届けします。

今回はインジェクションチューニングって何?と思う方に分かりやすく説明したいと思います。

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目次

1、楽器で解説

2、ハーレーのインジェクションチューニングとは

3、エアクリーナーとマフラーを変えて純正のデータで起こる不調

4、チューニングってどんな作業をしてるの?

5、まとめ

 

 

1、楽器で解説

早速解説していきたいのですが、わかりやすく楽器のチューニングで例えていきたいと思います。

まず楽器のギターはチューニングしていないとまともに演奏ができません!

そのためギターは6本の弦を1本1本、演奏者が音を合わせていきます。

ですがハーレーのチューニングはライダーが調整出来るほど簡単ではありません!!

更に例えるならハーレーのチューニングはピアノの調律に近いイメージです。

ピアノは88個の鍵盤それぞれに1~3本の弦が張られ弦の総数は220本あります。

そして約8000点もの部品点数で構成されています。

さすがにハーレーはそこまで部品点数は多くないと思いますが…(笑)

調律師というピアノをチューニングするプロの方がいます。

ピアノは演奏者が自分でチューニングはできないですよね?

ハーレーのチューニングはピアノの調律に近いんです!!

 

 

2、ハーレーのインジェクションチューニングとは

コンピューターのデータを適正な値に書き換え最適な状態にすることがチューニングです。

まずエンジンを燃焼させるためにガソリンを霧状にしてエンジン内部に噴射する部品をインジェクターといいます。

このインジェクターはコンピューターによって制御されており、燃調(エンジンに供給している燃料)を変更して最適な状態にすることをインジェクションチューニングといいます。

このような部品です↓ ↓ ↓

燃調を合わせることによりマックスパワーやトルクが上がるのはもちろんなんですが低速での乗り味も変わり乗りやすくなります。

もちろん燃調だけではなく点火時期(スパークプラグから出る火花を散らすタイミング)を変えて乗り味をマイルドにしたり冷間時のエンジンのかかりやすさなども変更が可能です。

その他にも変更可能な部分はありますがたくさんあるので今回は割愛させていただきます。

 

 

3、エアクリーナーとマフラーを変えて純正のデータで起こる不調

そもそもコンピューターは純正の状態で普通に走れるようになっていますが、燃調が薄く設定されているため、マフラーやエアクリーナーが変わるとセッティングも変わるので純正のセッティングでは不調になります。

主な不調は

1、乗り心地が悪くギクシャクする

2、アフターファイヤーが出る(アクセルを戻したときにパン、パンといった爆発音が出る)

3、燃調が合っていないので燃費の悪化

4、ガソリンが薄いと噴射されるガソリンが少ないのでエンジンが冷えずオーバーヒートにつながる

このような不調が起きるためエアクリーナーとマフラーを交換したらチューニングが必須になるというわけです。

  

 

4、チューニングってどんな作業をしてるの?

チューニングってどんなことをしているか気になりますよね…

先ほど書いた通りデータを適正な値にするのですが、この記事を読んでいる人からしたらどう適正な値にするかわからないと思うので解説していきます。

まず乗り物(車やバイク)には理論空燃比というものがあります。

理論空燃比とはガソリンを完全燃焼するのに理論上必要となる空気の量とガソリンの量のことです。

14.7対1(空気対ガソリン)が理論空燃比の数字です。

この理論空燃比を13対1にして濃い目に設定する作業を行います。

この作業を行うことにより本来のハーレーらしいパワーやトルクが生まれます!

もちろん燃調を濃い目に設定するだけではありません。

乗り味をマイルドにするために点火時期を変えたりアフターファイヤーが出ないよう調節をしたりします。

そしてノッキング(ちゃんとしたタイミングで燃焼されず異常燃焼を起こす現象)が起こらないようにノッキングのテストも行います。

ノッキングが起きるとエンジン内部の部品が壊れる可能性があるためです。

チューニングの作業としてはこんな感じです。

他にもたくさん調整するところはあるのですが多いので割愛します。

 

 

5、まとめ

今回はチューニングとは何かを記事にしてみました。

まとめると

1、コンピューターのデータを書き換えて適正な値にする

2、パワーやトルクが上がるだけではなく低速や街乗りも乗りやすくなる

3、乗りやすさだけではなく不調も防げる

4、エアクリーナーとマフラーを変えたらチューニング必須

要約するとこのような感じです。

チューニングをするとハーレーが全くの別物になります。

この別物という言葉は当店でチューニングしたお客様から生まれた言葉です。

実際に当店でチューニングしたお客様の感想動画なのでご視聴ください。

作業をしてお客様が喜んでくれるのがメカニックとしてもとてもやりがいを感じますし僕自身嬉しいので皆さん是非お気軽にご来店ください!

お客様にぴったりのカスタムを提案させていただきます。

もちろん1台1台しっかり仕上げさせていただきます!

皆さんもぜひチューニングは当店で!!

こちらの画像から予約ページに飛べるのでご確認ください↓ ↓ ↓

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