【スタージスへの道】IGNITION RIDE “Way to Sturgis” part.1
こちらのブログは、モーターサイクル関連の紙面でも有名なカメラマンでありライターでもある増井貴光さんに執筆していただいた記事です。

誰から言い出したかは定かではないが去年の夏あたりから友人4人でアメリカ最大、いや世界最大のハーレーイベントであるスタージス・モーターサイクル・ラリーに行こうと言う話になった。
あっという間に一年は経ち、日本がようやく梅雨明けして夏らしくなった7月末に僕らはカリフォルニアに到着した。

メンバーは、21ozデニムで世界的に人気のある「アイアンハート」代表の原木さん、カスタムビルダーで「Ken’s Factory」代表の永井さん、永井さんの長年の友人である池田さん、そして僕、アメリカに通うようになって28年のカメラマンである増井の4人だ。
原木さんは、立ち上げ間近のブランド「Ignition」の実走テストも兼ねているし、永井さんも「Ken’s」のパーツを長距離で試したりスタージスでのデモ的な要素があるものの4人ともが仕事ではなく単純に走りたいから、という理由で集まった。

レンタルバイクを借りてカリフォルニアのロングビーチを出発したのは既に昼を回っていた。
初日は、身体の慣らしも兼ねて300マイルほどを走ってラスベガスに到着。
ロサンゼルス近郊の渋滞から抜けてしまえば、フリーウエイの走行は快適。
制限速度も65〜70マイルと無理せずとも良いペースで走ることができる。

2日目はラスベガスからひたすら東へ。
ネバダ州からアリゾナ州を経由してユタ州へ。乾いた砂漠から緑が豊かになっていく。ユタでは、フリーウエイの制限速度は80マイル(約130キロ)に上がる。
今回借りているバイクは全て最新(2019)モデルで搭載されているミルウォーキー8は、低速ではトルクフルでありながら高速域ではストレスなくスムーズに加速し制限速度以上で流れているフリーウエイでもストレスが無く走れる。
ソルトレイクシティでは40度近い熱さの中で渋滞にはまるものの、オーバーヒートする気配すら無かった。


暗くなってくる20時頃に、モーテルにチェックイン。
その日の宿は、その日に決めるなんてこともロードトリップの醍醐味。
3日目は、フリーウエイを離れてUSハイウエイ(国道)をひた走る。

昼食に寄ったカフェがロードサイドに昔からある雰囲気な上にハンバーガーも美味くて感動。


目的地であるスタージスまでも行けないことはないが無理せず手前の小さな町に宿泊。
この頃にはアメリカンロードトリップ初体験の二人も慣れてきて余裕だった。走行距離450マイル。

4日目。いよいよスタージス近郊。



映画「未知との遭遇」などで有名なデビルズタワーやアメリカンインディアンの有名なチーフを山に彫ったクレージーホースや、同じく建国当時の大統領を彫ったマウントラッシュモアなどを回って予約したキャビンに到着。

スタージスの期間中は町に近いホテルやモーテルは考えられないほど高いので、人数が多ければ近隣のスキーリゾートなどにある貸別荘的なキャビンや家を一棟借りてしまう方が得策だったりする。今回借りたキャビンはかなり快適に4日間を過ごせた。

5日目から6日目は、スタージスのメインストリートへ。バイカー向けのTシャツや革ジャンの店、タトゥパーラー、レストラン、サルーンなどが軒を連ねる。



メインストリートはバイク以外通行禁止でラリーの期間中は駐車場所にもなっている。あまり勧められる話ではないがサルーンでビールを飲んで次のイベント場所にバイクで移動、なんてことも普通だ。もちろん自己責任がしっかりしている国なので泥酔しているバイカーなんて見ることは無い。



スタージスでは各所で、カスタムショーやライブ、フラットトラックやヒルクライムなどのレースが開催んされている。特にメイン会場の一つであるバッファローチップでは有名アーティストのライブやハーレーとインディアンが一騎討ちするフラットトラックレースが開催される。


ブラックヒルズではアメリカ中からパーツメーカーが集まっているので最新のパーツを探したり、その場で取り付けてもらうこともできる。






スタージスという町を中心に色々な場所でイベントが開催されていて朝から晩まで楽しめることがいろいろあるバイカーのパラダイスなのだ。

Part 2 に続く
今回の旅で使ったホットなアイテム
SIMPSON MOD-BANDIT

