
45Degree監修 1000ccピストン【オックー】
どうも、オックーです。
今回は、45ディグリー監修 1000ccピストンについて書かせて頂きます!!
45ディグリーさんは20年以上ハーレー専門ショップとして活躍されている、素晴らしいお店です♪
そんな素晴らしいお店のオリジナル商品である1000ccピストンKITを、パインバレーでも取り扱う事が可能になりました!!
まずピストンとは何と言う方もみえると思うので、
エンジン内部の動画ですが、この動画の上下しているものがピストンです。
このピストンを883純正の物から、45ディグリーオリジナルの1000ccピストンKITに交換します。
この商品は883ccのスポーツスターユーザーの方に超オススメな商品になります♪♪
883ccのエンジン排気量を1000ccのエンジン排気量に変更することによって
883ユーザの方が、ふと思う
・883ccだと低回転からの加速が少し物足りないなぁ~
・高速でもう少し、ゆったりと走れないかなぁ~
・マフラーの音がもう少し太くならないかなぁ~
といった様なお悩みが解決できます。
今現在、883にお乗りの方でこういった事を思われている方多いのではないでしょうか??
・スポーツスターの1200に買い替えるのは大変だし、
・1200にボアアップしたら、始めから1200にすれば良かったと後悔しそうだし、笑
・883のギア比に1200のエンジンはどうなんだろうと思うし、
ハーレーの中で一番デリケートなお悩みではないでしょうか^^;
こういったお悩みの方!!また少しでも気になった方!!
1000ccピストンキット超おすすめです。笑
まずどういった作業をするのか、
先日広島出張の模様と一緒に書いていきます♪
今回お世話になった、広島県にある45ディグリーさんです。
キャブ車からインジェクションまでこなす、職人のお店です!!!
Full Tune CV キャブレターや、現在パインバレーでも取扱いをさせて頂いている
27Rナチュラルブレーキパッドを手掛けていて、長年の経験と技術の元新しい商品を開発されています。
最新のダイノマシンも導入されていて、インジェクションチューニングは勿論の事
ハイコンプエンジンやボアアップ、エンジン載せ替えまで行われています。
素晴らしすぎて、涙が出ますね。笑
はい!!!その他情報は45ディグリーさんのHPでチェックしてみて下さい!!
それでは分解からスタートです。
まずはエンジンを分解するにあたってタンクは邪魔になりますのでタンクを外します。
シートを外し、タンクを外し、エアクリーナーを外します。
エアクリーナーを取り外した後は、スロットルボディを外していきます。
どの程度汚れがたまっているかチェックしてみたり、ゴム類の劣化度合いなんかも確認出来て
なかなか面白いです。笑
エンジン上部のロッカーカバーを取り外すのに、イグニッションコイルも邪魔になるので外します。
エンジンにたどり着くまで,なにかと作業があります。。。
サクサクっとパーツを外していく保浦さん。流石です!!!
やっとエンジン上部のロッカーカバーが外れてきました♪
ロッカーカバー上部のクリアランスが狭い為、知恵の輪の様に外さなければなりません^^;
パカパーン!!!
ロッカーアームが見えてきましたね~^^
緩め方にもしっかりと気を配って外していきます。
ただ緩めて、外していくだけではないんですよぉ~~~
画像が少し飛びますが、
ロッカーカバー ⇒ シリンダーヘッド ⇒ シリンダー ⇒ ピストン
といった流れで外していくと、この状態です^^
ベースガスケットからオイル漏れしている方なんかもここまでの作業は一緒ですね。
外した際は、チェックできるパーツはガタなどないかチェックします。
こんな症状があったら要注意というポイントまで細かく教えて頂いたので、
必ずチェックするように致します!!!
取り外した883ccのピストンと1000ccピストンの比較画像がこちら
このピストンが大きくなる事で、排気量が1000ccになります!!!
外形が大きくなっているのが、お分かり頂けますでしょうか。
外形が大きくなるという事は、ピストンが動く筒も大きくしなければなりません!!
ということで、
こちらは取り外したシリンダーヘッドとシリンダーです。
1000ccピストンキットを組み込む場合、左側のシリンダーをボーリングと言って
筒を大きくする加工に出します。
YouTubeからちょっと動画を拝借。。。
専門の業者様にて、シリンダーの加工を行って頂きます。
ボーリングをしている所、一度見てみたいですねぇ~
想像するだけで大変そうだなぁ~と思います。笑
仕上がったシリンダーとシリンダーヘッドと1000ccピストンがこちら
事前に用意して頂いたので作業はサクサク進みますが、
実際はボーリングに約2週間かかります^^;
パインバレーでは1か月くらいのお預かりを予定しています。
もう少し短くできるようにいろいろ考え中ですが。。。
写真を見てお気づきの方、流石です!!!
そうなんです。ブラックになっているんです!!!
せっかくバラすので、こういったタイミングで塗装もありですね。
中も外もこれで新品です。笑
仕上がったシリンダーは、入念にチェックし、パーツクリーナーを使わずに清掃していきます。
これ大事な所なんです。目に見えづらい鉄粉なんかも根こそぎ落とします。
加工後のシリンダーで行う事もあります。
ピストンリング ギャップ値の測定を行います。使用するピストンリングすべて測定し
必要なら調整していきます。
Cの形をした大きい方のパーツがピストンリングで、
写真のように測定していきます。(写真を撮り忘れたのでGoogleさんから笑)
全数測定後、ピストンに組み込み、オイルを塗布して組む準備をします。
組み込む際も向きがありますので、集中して行います。
シリンダーとピストンも、ボーリングの際ペアが決まりますので要注意です^^;
ここからは僕も少しお手伝いしながら組み込みました。
シリンダー前後組み付けた写真です。
組み込む際、1000ccピストンKITの凄さを少し体験させて頂きました。
ハーレーのシリンダーを組み込んだ方はわかると思いますが、純正は組む時の動きが重いです。
国産触られている方からしたら、とんでもなく重たいみたいです。笑
それもピストンリングが影響しているのですが、
1000ccピストンKITは、ピストンリングが純正とは一味違います。
厚みが純正より薄く造られています。よって、接触面積も少なくなり、
摺動抵抗が減るんです!!!
僕も実際に組ませてもらって、違いに驚きました。
シリンダーがスゥ~ッと入っていきます。
手で組んでここまで体感出来るなんて、エンジンに火が入って回った時には効果抜群では!?
と期待に胸が膨らんだ瞬間でした。笑
あとは、外した順番に組んでいきます。
今回使用するガスケットも45ディグリー推奨のガスケットを使用します。
どれも漏れに強いガスケットをチョイスしてあります。
ヘッドやロッカーカバーからオイルが漏れてきて、せっかくオーバーホールするなら1000ccついでに組んじゃおうという事も出来ますね♪
プッシュロッドのOリングや、インマニのシールもすべて新品になって気持ちがイイですね。
外した際に磨けるものは磨いているので、めちゃめちゃ綺麗です!!!
こんな車両売ってたら、最高じゃないですか??
安心して乗る事ができますよね^^
はい、エンジン組み終わりました。
シリンダーとシリンダーヘッドがブラックになって引き締まりましたね!!!
あとはタンクを乗せて、組み込み完了です。
ようやくここでひと段落ですね~
ここから、新品のキットを組み込んでいるので初期ならしを行います。
エンジンの新品パーツを馴染ませる作業です。
場所は最新のダイノルームに移ります^^
ダイノがある事によって、安全に効率良くならしを行う事が出来ます。
1000ccピストンKITを組み込んだ場合、初期ならしサービスは必須項目になります。
このならしを行わないで車両を走らせた場合、焼き付きます。
これも想像以上、簡単に焼き付きます。
ですので、細心の注意を払いながら45ディグリー流ならしを行います!!
その際、エンジンオイルも2回ほど交換します。
トータルしたらこれも結構な時間がかかります。。。
このならしが終わって、ようやくインジェクションチューニングになります。
1000ccピストンのインジェクションチューニングに関するデータも頂きました。
それ以外の、エンジン載せ替え行った車両のデータや、オーバーホール後の車両のデータを見せて頂き、
盛り上がっちゃいました。笑
キャブモデルのチューニングも面白そうですね。。。やってみようかな!?笑
話は逸れましたが、作業は以上です。
私、現地でキャブモデルの1000ccとインジェクションモデルの1000ccを少し乗らさせて頂きましたが、
パインバレーの動画で良く聞く言葉が出ちゃいました。
全然違いますねぇ~~~!!!
もう全然違います!!見事に883のお悩みを解決してくれています。
下からの加速感も良く、上でも回る。
かなり面白い車両に進化しました^^
是非、体感して欲しいですねぇ~。。。
乗ってみたいですか???
883ユーザーの方乗ってみたいですよね????
なんと、
期間限定でデモ車両がパインバレーにやってきます!!!
45ディグリーさん全面協力の元、デモ車を置いてもらえるようになりました。
5月頃を予定していますので、
是非体感して、納得の上ご依頼ください♪
もしかしたら他にも目白押しなパーツが。。。笑
北米マフラーがついているので、音のチェックも出来ますよ。
気になる金額の方ですが、
作業として
1000ccボアアップキット + 交換工賃 + ボーリング代
チューニングも必須になりますので
インジェクションチューニング + 初期ならし
以上の工程が必要となりますので、
だいたいですが、チューニング代金 + 25万(税込) になります。
まだインジェクションチューニングをしていない方は 120,800円(税込)
ディバイスをお持ちの方は75,600円(税込)
になります。
作業していく段階で、別途交換が必要なパーツがあるケースもございますので
ご了承ください。
シリンダー等をブラックに塗装する場合も別途追加料金になります。
仮にですが、スクリーミンの1200ccへのコンバージョンキットを組む場合は
こちらもだいたいですが、チューニング代金 + 35万(税込)
くらいになりそうです。
1000ccピストンキットのほうが少しお財布に優しいですね♪♪
エンジンの仕様を変更する際は、改造申請が必要になります。
こちらもパインバレーにて、取得可能ですのでご相談ください!!
今なら分割金利負担サービスを行っていますので、チャンスですよ!!!
モニター募集も行います^^
かなりお得なモニター募集にさせて頂く予定です笑
こだわりの1000ccピストンキットを是非体感して頂きたいですね。
お問い合わせお待ちしております。
でわっ
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