
メカニックの矢野です。
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前回のブログ
「クラブハーレー8月号◆チューニング前後のエンジン熱の差を比較テスト!」
の続きです。
ハーレーはノーマルのデータだと少し乗っただけで
エンジンが高温になって
股がアツい。
最悪オーバーヒートなど・・・
ノーマルのデータのままマフラーが変わっていると余計にです。
◆何故インジェクションチューニングでエンジン熱が改善されるのか!?
インジェクション車両は排気ガスを綺麗に出すために
理論空燃比「排気ガスが最も綺麗にでる空気とガソリンの割合」
14.6:
1 になるようにプログラミングされています。
スロットルをガバッと開けたところは濃いめの
パワー空燃比・出力空燃比 「最もパワーの出ると言われている空燃比」
12:1 ~ 13:1付近になるようにプログラミングされていますが、実際は全然あっていません
(
14:
1だったり
それ以上だったり濃すぎたり、
ガタガタです) 笑
それ以外のところはほとんどが
理論空燃比で設定されているので
薄い状態(ガソリンの割合が少ない状態)なんです。
なので低速が不安定だったり、レスポンスが悪かったり、力不足で乗りづらいんです。
ちなみに
最も燃比の良い空燃比は「
17前後といわれています」リーンバーンエンジンなど
ハーレーは
14.6がMaxでそんな設定はできませんが 笑
◆結論
空気と
ガソリンの
混合気が薄い(
空気の割合が高い)と熱が
上がりやすい
混合器が濃い(
ガソリンの割合が高い)熱が
あがりにくい
その理由は理論空燃比よりも
混合気が濃い方が
噴射した燃料や燃え残った燃料の蒸発熱により、エンジンが冷やされる為です!
混合気が薄く火炎温度が高くなるからではないんです!
むしろ
理論空燃比より少し
濃い(燃料が多い)方が
火炎温度が最も高いといわれています。
ということで
チューニングのご予約お待ちしています!
それではこの辺で!
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