パインバレーブログ
ハーレーをカム交換後チューニングしないと濃くなる。黒煙とかぶりの原因になります。汎用ベースマップではダメ!
メカニックの矢野です。
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ミルウォーキーエイトエンジンの方でインジェクションチューニングをされる方は
パインバレーでは2020年は9割を超えました!
毎月10台~15台のハーレー ミルウォーキーエイトのカム交換をさせていただいてます。
他ボアアップやツインカムのカム交換もしています(^^)/↓ツインカム
※ツインカムのカム交換はミルウォーキー8の様な爆発的な変化はありません。
体感できるくらいの変化は感じれます(^^♪
カム交換をした車両をインジェクションチューニングしないとどうなる?
・ツインカムの場合
カム交換後にインジェクションチューニングをしていない車両は、ノーマルの状態の車両と比べてパワーダウンしています。 今までパワーチェックをした。FP3やスーパーチューナーなどのベースマップが入っている車両でもパワーダウンしてます。カムシャフトが変わると汎用ベースマップで燃調する事は不可能です。 乗り続けるとミルウォーキー8ほどでは無いですが、アイドリングしなくなる可能性もあります。・ミルウォーキーエイトの場合
ミルウォーキーエイトをカム交換するとツインカムと比べて、爆発的に特性が変化します。 チューニングをしないと、パワーダウンだけではありません。 エンジンがかからなくなる可能性が高いです。 アイドリングやスロットル開度が小さい巡航時、低速走行時は エンジンに入ってくる空気量が30~40%くらい少なくなります! 「ハイカムで吸入空気量が増えて、パワーが上がるから薄くならないの?」 と思う人も多いです。 低速一定走行時はトルクカムでも犠牲になるので、吸入空気量は少なくなります。 結果、エンジン内に噴射されるガソリン量はそのままなのでガソリンの比率が多くなり濃くなります。 大きく空燃比が狂うので「かぶり」や「黒煙」の原因となりアイドリングもしなくなります。 ミルウォーキー8標準装備のカム は排気騒音を抑えていて、すごーくスムーズで乗りやすいです。(ハーレーらしいかは別として) 3000rpmでトルクの頭打ちや音と走りのマイルドさもこの為。 カムシャフトのスペックやマフラー、排気量に合わせたインジェクションチューニングが必要です。FP3やスーパーチューナーの汎用ベースデータでもダメ!
ベースマップ選択にカムシャフト選択があっても使用するのは現実的じゃありません。 適当なデータが多いのと、一口に「トルクカム」「パワーカム」といってもメーカーによってスペックはバラバラ。 濃くなる回転数や薄くなる回転数、パワーの出る回転数もバラバラ。 合うはずがありません 笑 オートチューンでもデタラメな数字しか読みません。 高精度なワイドバンドのO2センサーでもオートチューンでは誤認が多いです。 チューナーが高精度なO2センサーを使用して、数字をO2センサーの誤認かどうかを確認しながら書き換える必要があります。 カムを変えたときは絶対に専門知識のあるダイノマシーンを持ったショップ(ダイノマシーンを持ってるだけのお店ではない)でインジェクションチューニングをしましょう! パインバレーは遠すぎる!という地方のお客様には、近くのチューニングの出来るショップをご案内します。ご相談ください。 出来ることでしたれば、パインバレーまでお越しくださいませませ~(^^♪ こちらのブログも参考にどうぞ↓マフラー交換後チューニングしないと・・・
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