Pine Valley Blog

パインバレーブログ

ハーレーの小排気量モデル登場!?

そろそろ2020年モデルの話題が出てくる季節だが、ハーレーがスモールサイズモデル(338cc)を中国で生産するというニュースが6月に発表になった。賛否両論あるだろうけど自分的には、かなりアリ!だと思っている。HDからの発表によると2020年末までに中国で発売し、その後アジア各国で販売するそうだ。今のところ日本での発売は未定。今の日本の市場では、普通二輪で乗れる400cc未満のバイクのニーズは決して少ない訳では無いのに選択できる車種が少ない上にビックリするほど価格も高い。現行ハーレーの最小排気量車であるStreet750は、¥866,800-。今回発表された338ccモデルは、それより安い設定になるはず。ちなみにミドルサイズの人気モデルであるHONDA CB400SFは¥868,320-からとStreetとほぼ同じ。直接の比較車種となりそうなヤマハMT-03が¥567,000-、BMW G310Rが¥611,700-。ハーレーとしてのプレミアムが付いたとしても60万円台になるのではないだろうか。そして安く販売することでビギナーを初めとした新規顧客をHDディーラーに集客する材料になるし、HD既存ユーザーがセカンドバイクとして購入しカスタムすれば業界が盛り上がりそうな気がしてくる。 hd338_1 発表されたイメージ画像(CG)は、フラットトラックレーサー風のデザインに並列2気筒338ccのエンジンを搭載。このモデルを生産する銭江摩托(Qianjiang Motorcycle)は中国でも大手の二輪車メーカー。国内だけで無く世界各国で小型車を中心にバイクを販売している。イタリアの老舗メーカーであるベネリも現在では銭江摩托の傘下にある。ベネリのHPを見てみるとTNT300/302Sがイメージ画像のベースになっている。外装以外は共通でサスペンションはフロントに倒立、リアはドゥカティ・スクランブラーのようなアンシンメトリーでアグレシッブなレイアウト。ベネリの300ccに対してHDは338ccと排気量は10パーセントほど大きくなっているが共通と思って良いだろう。イタリアンブランドということもあってエンジンフィーリングの楽しさも期待できる。 benelli302sbenelli_tnt300   イタリアのメーカーとの関係と言えばやはり1960年代にHDが提携、74年に買収したアエルマッキ社が有名だ。HDの小排気量モデルとして4ストローク250ccのMODEL Cから始まりSPRINTシリーズでロードスポーツやスクランブラーを販売した。スーパーカブと同じレイアウトの水平単気筒エンジンは69年に350ccにスケールアップし74年まで販売された。また2ストローク250ccのモトクロッサーMX250やオフロードモデルのSX250もラインナップされた。下の写真は、BONNEVILLE SPEED WEEKにSPRINTで挑戦する女性ライダー。イタリアのクラッシックバイクのラリーでも人気のあるモデルだった。 TM1_0343  TM1_1847   この338ccのニューモデルだがノーマルで乗っても良さそうだが、カスタムベースとして本格的なフラットトラックレーサーやスクランブラー風にカスタムするのも面白そうだ。前述したSPRINTやMX250のイメージも良いかもしれない。小排気量モデルのカスタムが盛んなアジアではすでにBenelli TNT300/302Sをベースにホットなカスタムが作られている。これを見るとHD338ccモデルも間違いなくカスタムを楽しめそうだ。ビッグツインとは、また違ってライディングもカスタムも手軽に楽しめるスモールハーレー。2020年末のリリースが今から楽しみだ。 DSC04658 MOTOCROSS MAGAZINE (THAILAND) こんなカスタム車ならヘルメットもオシャレにいきたい!そこでアメリカ直輸入パインバレーのヘルメットショップからのオススメは、ビンテージスタイルのBELL MOTO-3SIMPSON M50Biltwell グリンゴ、そしてゴーグルは100%バーストゥ ゴーグルBiltwellモト2.0ゴーグル。もちろんスポーツスターやビッグツインにも似合うこと間違いなし! 1-BELL-MOTO3-CRM50-WHT_01detail_948_1538069945_1002-203-1xx_2_R 951004_1M2-LOG-CO-SD_1   出展 HARLEY-DAVIDSON USA BENELLI USA BENELLI CHINA  
Share this: