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シャーシダイナモでこんな事も診断できます。

通常、一般道を走行するうえで気にならない初期トラブルも、シャーシダイナモを使って見つける事ができちゃうんです。
たまたま年式の古い車両をチューニングでお預かりし、症状の出た一例。
チューニングで車両をお預かりする際、まずは現状の状態を知るためにパワーチェックを行い、カウンセリングに入るのですが、こんなグラフが。

赤い丸で囲ってある部分。
パワーもトルクも曲線の一部分だけツノの様にスパイクしているのが解ります。
クラッチがスリップする際に出る症状に酷似しているので「アヤシイな~」と思いつつも、 「気のせい」であって欲しいと思いつついざ現状のデーター収集。
スロットルポジション100%(全開)で測定すると・・・

更に成長するスパイク・・・・。
フロント・リアシリンダーそれぞれのスロットルポジションでの測定が終わり、出た測定データーを元にVEを調整しECMにデーターを書き込んだ所で再度測定。
この時点でオイル類はちょうど良い温度に温まっております。
1500RPMからアクセルを一気に開けた途端・・・・

派手に滑ってしまいました・・・(汗)
クラッチの調整でとりあえず対処出来ないか等々悪あがきをしてみたものの全く症状回復せず。
根本的にクラッチを修理しないとどうにもならない(チューニング出来ない)と言う結果になってしまいました。。。
チューニングに限らず、パワーチェック(1回¥5400)をする事で、普段体感出来にくい不具合も早期発見出来ますので、チューニングする・しないにかかわらず定期的なパワーチェック(健康診断)はおススメですよ。
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