ミルウォーキーエイトは850rpmだから三拍子を奏でる!?

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どうも、アッキーです。
2017年にリリースされたNEWエンジン”MILWAUKEE EIGHT(ミルウォーキーエイト)”
ミルウォーキーエイト
ハーレー2018年モデルからはソフテイルもダイナもこのNewエンジン・ミルウォーキーエイトを搭載するといわれてます。
というワケで現在ミルウォーキーエイトについては様々な憶測や情報が入り交ざって出回ってます。


ホントの情報もあればウソの情報もあります。
まあ”ウソ”と言うよりはちゃんとに”検証をしていない”だけでダマすつもりがあるワケではないかも知れませんね。
そんな中で気になったのが「ミルウォーキーエイトは標準のままで3拍子になっている」という情報
実は今回のNEWエンジンは標準セッティングでアイドリング回転数850rpmに設定されているんです。
そして巷では”三拍子を奏でる”なんていわれています・・・・・


それってホントかな!?ウソかな!?


そもそも良く聞く「三拍子って何?」と言う方も多いかと思います。
ポテトサウンドとも言われるハーレー独特のテンポでアイドリングする排気音の事です。
厳密には3拍子ではないんですけどね・・・・・まあそこは良しとして。
「ポテトッポテトッポテトッポテトッ」
とか
「チャカチャッチャカチャッチャカチャッチャカチャッ」
とか
「テケテッテケテッテケテッテケテッ」
まあ効果音は何でもいいんですけど・・・

「パカラッパカラッパカラッパカラッ」みたいな馬の駈足の様なテンポでアイドリングするのがいわゆる”ハーレーの三拍子”です。
旧車ハーレーですと調子が良くアイドリングしているとこの3拍子が出たりしますが、
近年のエンジンでは3拍子を奏でるのはデメリットしかないんです。
アイドリング回転数を極端に落とし、点火時期をずらして・・・・・って不調な状態にして3拍子の出来上がり!!
って、どうです?やりたいですか???

3拍子はエンジンに負担がかかる」、「バッテリーがあがりやすくなる」と周知されて来たので
最近では三拍子三拍子と言う方が減りました。
それでもやはり三拍子を求めてインジェクションチューニングをご依頼頂く事があります。


それはさて置きミルウォーキーエイトの話に戻ります。
百聞は一見に如かず!ということで実車でチェックしてみましたよ~。

いかがでしょうか???三拍子に聞こえましたでしょうか???
動画ではメーターが見えづらいのですがしっかりエンジンを温めて850rpmを目視で確認してます。
私にはまったく三拍子には聞こえませんが、確かにアイドリングは低くなっているのは分かりました。
Milwaukee Eight三拍子」という記事を幾つか目にしましたが・・・・・ホントに検証したの???
それとも三拍子の定義が変わってしまって、私の認識が古いのかな!?(笑)


まあ本当に三拍子を求めるのであれば確実にインジェクションチューニングが必要です。
パインバレーではミルウォーキーエイトのインジェクションチューニングも承っております。

ご希望があれば3拍子もできますよ~。


ミルウォーキーエイトは元々アイドリング回転数850rpmになったので発電系統が改善されています。
発電が強い為、少々アイドリングを低くセッティングしても電圧を保つことができるんです。
そう考えるよ三拍子向きなの???
いやいやいや三拍子は他にもデメリット盛り沢山なのでどうしてもやりたい方はその辺を踏まえた上でどうぞ~。


というワケで本日はここまでに
皆様楽しいハーレーライフをノシ
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