パインバレーブログ
前回の続き-スポーツスター:883ccを1275ccにボアアップ Ⅱ
メカニックの矢野です!
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前回のブログ 【スポーツスター:883ccを1275ccにボアアップ!】の続きです。
早速作業にかかります。
タンクやエアクリーナーを外していき、
最後に883シリンダーを見納め。
取り外し後シリンダーを比べてみました。
左が1275cc、右が純正883Nのシリンダーです。
今回はハイライトフィンを取り付けますがブラックのシリンダーもあります!
上から見るとこんな感じです。
手前が1275
・・・全然違いますね。
当たり前ですが 笑
そして、ピストンリングのギャップを測定・調整。
このピカピカのピストンがみえないのが勿体ない気がします 笑
調整・測定が終わったら早速組み付けていきますが、
途中の写真は撮っていないので…
時飛ばしっ!!
飛んで、跳んで
組み上がった写真がこちらです↓
アイアンなのにシリンダーの色が違うので、なんか違うのは一目でわかりますね〜 笑
標準のXl883N ↓
ボアアップ作業が完了したら
今度はパワーが出る分クラッチを強化しないと確実にクラッチが滑って走れないのでスプリングを強化します!
1991年~2003年のスポーツスターは883・1200共通のクラッチスプリングでしたが。
2004年以降のスポーツスター 883モデルは25%くらい弱くなっています!
XL1200モデルの場合は標準のスプリングでOK!
883の場合は要交換なので、1200用のダイヤフラムスプリングなどに交換が必要です。
※1200用のVPクラッチでは低回転域でクラッチが滑るのでNG。
ボアアップ後の設定に合わせた専用のVPクラッチ用スプリングを用意するか、ノーマルに交換が必要です。
今回はエナジーワン製クラッチプレートのノーマルよりも15%強いスプリングへ交換。
のちのちヘッド加工・カム交換で100馬力超えても大丈夫です 笑
高走行距離の車両など、プレート類が弱っている車両は一緒にプレート類の交換をオススメします。
エナジーワン製のクラッチプレートは標準よりもフリクションプレートが1枚多くなります。純正以上のロングライフ設計!
スプリングとプレートをセットで23,000円程なのでコスパも良いですね!
その他ガスケット類も必要。
続きはまた次回に書きます!!
次回は慣らし運転~!
それではこの辺で!!
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