パインバレーブログ
アメリカの走り方! part1 準備編
ハーレーに乗っている人なら一度はアメリカを走ってみたいと思っているのではないでしょうか?でも英語が苦手、手続きが面倒、右側通行が怖い、そんな不安になる要素があって踏み出せない人も多いみたいですね。今回は、そんな不安を解消して自由に走れる「アメリカの走り方」の第一回。まずは準備編です。レンタルハーレー、レンタルバイクだけでなくレンタカーで旅するのにも役に立ちますよ〜
準備として、まずはコースを決める。どこを走りたいか、何日間休みが取れるかなどなどでアメリカで出発地が決まって、そこから行きたい場所をピックアップ。初めてアメリカを走るという人へのオススメは、ラスベガスに入ってハーレーなどをレンタル。そこからグランドキャニオン周辺のグランドサークルやモニュメントバレーを走るコース。ロサンゼルスから走りたい、って思う人も多いですがLA近郊の渋滞は東京以上。8車線のフリーウエイが動かなくなることも日常。なので渋滞が少ないラスベガスからスタート。1時間も走ればワイルドウエストの世界。そしてベガスは、平日であればホテルが比較的安く取れるしショッピングや食事をする場所に困ることはない街。唯一の問題はカジノで遊びすぎてバイクで走るのが辛くなることくらい。
コースが決まれば航空券やホテルの手配。ここ10年くらいで物凄く便利になって海外旅行であってもスマホ一つで簡単に取れるという時代。航空券は、正規の航空会社のサイトで予約すればリスクは少ないけど多少割高。安さを売りにしている大手旅行代理店あたりが平均価格でしょうか。アメリカの大都市であれば旅行会社の支店やツアーデスクがあるので、こちらも安心。最近は、アプリで安く取れるサイトも増えてきた。リスクというほどのリスクではないが安い分、経由地が多かったり乗り継ぎの時間が多いこともあるので要注意。アメリカまでの国際便はLCCが無い(はず)けれどアメリカ国内の移動ででLCCを使う場合もあるので、荷物の数などで課金されることもあるので気をつける。ホテルは、到着した初日と最終日くらいの予約でもOK。ただし人気のある国立公園や史跡などの近くは予約したほうが無難。昔はVacncyのサインが出てるモーテルを探してフロントに飛び込んだものだけど、今はスマホのアプリであっという間に予約完了。しかも安く泊まれたりしてしまう。良い時代です。最近は、Air B&Bなどの民泊で家を一軒借りてしまうのも流行っている。人数が多ければ安上がりだし、スーパーで食材を買ってきてバーベキューなんてのも楽しい。
そして肝心のレンタルバイクの手配。ハーレーの場合は、HDディーラーのオーソライズドレンタルが便利。最新モデルが借りられるし整備も行き届いている。普段、スポーツスターや国産車に乗っている人でもビッグツインを借りることをオススメしたい。
実践編でも触れる話だが、アメリカのフリーウエイの制限速度は時速85マイル(約135キロ)とかなり速い。一般道でも郊外に出れば65マイル(105キロ)なのだ。排気量があってカウルやスクリーンが付いてるモデルがベスト。そして何よりも重要なのはタンクの容量。場所によっては100マイルくらいガソリンスタンドが無い場所もある。そうするとスポーツスターやストリートの小さいタンクでは不安が残る。かなり昔の話だけれどタンク容量の少ない初期型ホンダ・ワルキューレでLAからサンタフェに行った時は、モハベ砂漠でガス欠になりそうでかなり怖い思いをした。
他メーカーのバイクを借りる場合もそのあたりは要注意。ハーレー以外のレンタルバイクはアメリカ最大手のイーグルライダーが多数の都市に支店があって便利。何かトラブルが出ても対処してもらいやすい。レンタカーも最近は格安サイトやアプリで予約できる。そういうサイトで予約した場合、最初に支払う金額はかなり安いのだがリターンした後に保険代などを高額請求されることもあるので注意。それでも大手レンタカーの正規料金よりはかなり安いのだが。最近は、ヨーロッパ系のレンタカー会社がアメリカにも進出していて値段も安くて狙い目。またV8のマッスルカーやフルサイズのピックアップトラック、SUVを貸してくれるレンタカー会社もある。アメリカンな気分でドライブしたい人は是非!!
最後に大事なこと。まず必要なのはパスポート。そしてビザ免除プログラムのESTAの申請。代行業車に頼むと¥5.000-程度かかるけど自分で申し込めば14ドルで済みます。ツーリングするなら国際免許はもちろん必要。運転免許試験場や警察署で即日発行してもらえる。
そしてクレジットカードも必要。ドルに換金してキャッシュをたくさん持って行くより便利だし安心。ホテルやレストラン、コンビニもカード払いが普通。車両をレンタルするにも保証として必須。もちろんある程度のキャッシュは無いと困ることもあるので多少は換金していきましょう。そしてカードは必ず2枚以上持って行くこと。失くす可能性もあるし、不正利用されて使用停止になることもあるのだ。バイクに乗る場合は医療の保証が大きい旅行保険に入ることもお勧めする。アメリカの治療費は、かなり高額なのだ。準備はこんなところで、いよいよ出発!
次回は実践編です!
アメリカ走るならヘルメットはやっぱりアメリカンブランド
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