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もったいないの心。

昔の人は言いました。
「もったいないの心を持ちましょう」と・・・。
しかし、バイクに関しては「もったいない」が命取りになる場合があります。
と、言う訳で本日はブレーキパッド交換の作業依頼をいただきまして、早速作業させていただきました。
キャリパーを取り除くと・・・。

おや?
ディスクローターが見えない??
と言う事でブレーキパッドを取り除いてみると、そこには何とも恐ろしい光景が・・・。

シングルキャリパーなので、左右のブレーキパッドが均等に消耗しないのはしょうがないとして・・・。 片方のパッド君、完全に無い。
いや、無いと言うかパッドの鉄の部分まで削ってしまっているではないですか~!!!
つまり、ディスクローターをパッドの鉄の部分で止めようとしていた訳ですね。
鉄で鉄を挟んでいる訳ですので当然ディスクローターが痛みます・・・いや、傷みます。
この状態でブレーキをかけ続けると、ディスクローターが過度に発熱をし、歪みを引き起こしてしまいます。 多少ディスクローターに傷がつく位ならまだしも、ディスクローターが歪んだ場合、ディスクローター交換なんていう事にもなりかねません。
今回は、ディスクローターは歪んでいるほどではなさそうでしたので・・・。

パッドのみを交換。 上の写真と見比べてみるとその差は一目瞭然ですよね。
ちなみに新品と消耗したブレーキパッドを比べると・・・

こんなに差があるんですよ。
上記でも申し上げましたが、ブレーキパッドは様々な理由から均等に摩耗していく訳ではありません。
隙間から覗いていただいて残が2mm位になってしまっていたら「早急に交換が必要!」 その位に思っていただいた方が良いですよ~。
ブレーキ残があるとどうしても「もったいない」と交換を躊躇してしまいますが、身の安全の為ほどほどで交換しちゃいましょうね~。



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