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チューニングはワイドバンドセンサーで行います。

今更なお話しですが・・・・
インジェクション車には酸素濃度を測る為のO2センサーと言うものが装備されています。
↓フルエキでマフラー交換をされる方は見た事がありますよね?
DSCF4504
このセンサーが、異常な燃焼もしくは季節による空燃比の変化を検知し車両のコンピューター(ECM)に情報をフィードバックすることで、データーの自動補正をしてくれます。
このO2センサーは【ナローバンド型O2センサー】と【ワイドバンド型O2センサー】の2種類があり、通常純正車両にはナローバンド型のO2センサーを使用しています。
【ナローバンド型O2センサーを使用している理由】
・ワイドバンド型のO2センサーより価格が安い為、故障した際のコストが安く済む。 ・ワイドバンド型O2センサーよりも高寿命。 ・薄い空燃比の部分でセンサーが作動する為、有害な排気ガスが出にくく燃費的にも良い。
↓一方こちらがチューニングで使用するのはワイドバンド型のO2センサー。 DSCF4505
チューニングで使用するのは勿論の事、自動で空燃比の補正をを行うサンダーマックスやツインテックなどのフルコンにもこちらのワイドバンド型O2センサーが使用されています。
【ワイドバンド型O2センサーを使用する理由】
・ナローバンド型のO2センサーに比べ格段に測定(補正)幅が広い為、より正確な測定(補正)が出来る。
ただし、高性能な分故障するリスクがナローバンド型O2センサーに比べて高く、尚且つ価格も高価な為サンダーマックスやツインテックなどのフルコンに交換されている方はこれに悩まされている方も多い様です。(チューニングで使用していて1週間程度で故障したこともあります)
【ECM書き換えのフラッシュタイプのチューニングをお勧めしている理由・・・】
きちんとシャーシダイナモ上でチューニングを行えばワイドバンドのセンサーをずっと装着しておく必要もないので、サンダーマックスやツインテックの様なフルコンを選択するよりもチューニングはワイドバンドセンサーを使用してシャーシダイナモ上で行い、その後の補正は純正のナローバンドセンサーにお任せする、ECM書き換えタイプのチューニングの方が不安なく安心していただけると思います。





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