ハーレーのカム選び【ST・CVO・ローライダーS】にトルクカムはオススメしません。ハイカム交換時の注意点。
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ハーレー【ST・CVO・ローライダーS117】にトルクカムはおススメしません。
今回のブログの内容は以下です。
①ミルウォーキー8にカム交換が必須な理由。
②CVOやSTにトルクカムをお勧めしない理由。
③CVOやSTにお勧めのカムシャフト
④数値でカムのスペック比較。
⑤CVOやSTシリーズはノーマルカムもアリ。
CVOやSTシリーズ(FXLRST/ローライダーST、FXLRS117、エルディアブロ、ストリートグライドST/FLHXST,ロードグライドST/FLTRXST)の車両は要注意です!
目次
①ミルウォーキー8にカム交換が必須な理由。
ハーレーダビッドソンのエンジンは
ツーリングモデルは2017年モデルから
ソフテイルモデルは2018年モデルから
ミルウォーキーエイト エンジンに変わりました。
ミルウォーキーエイトはパワーや音がこもってしまうので、
ほとんどの方がカム交換をするようになりました。
ミルウォーキーエイトエンジンは標準で4バルブ化、
スロットルボディー大口径化などエンジン自体のポテンシャルは
ツインカムと比べてアップしていますが、実際は
・マフラーサウンドに迫力がない。交換しても音がこもり、物足りない。
・中高速で頭打ちしてそこからの伸びが物足りない。
・高速道路などでイザというときの加速が弱い。
これがミルウォーキーエイトエンジンのノーマル車の「現実」です。
それを解決する方法が「カム交換」です。
ミルウォーキーエイト エンジンもカム交換でポテンシャルが
発揮されて「アメ車らしいサウンドと乗り味」が手に入ります。
※インジェクションチューニングは必須になります。
②CVOやSTにトルクカムをお勧めしない理由。
ミルウォーキー8のCVOやSTシリーズに
トルクカムをお勧めしない理由は
CVOとSTシリーズの117ciエンジンには
標準でハイカム(トルクカム)が入っているからです。
(2022年式FXLRS・ローライダー117も同様)
その為、控えめなトルクカムに交換をしても
費用だけかかって音もパワーも変わらない
という結果になってしまいます。
↑実際にCVOにハーレーダビッドソン純正の
スクリーミンイーグルSE8-447Cam(トルクカム)が入った
車両の再カム交換&チューニングも多いです。
このSE447カムシャフトはCVO・ST標準装備の
トルクカムとスペックがほぼ同じなんです(-_-;)
音もパワーも殆ど変わりません。
カム交換をしなくてもチューニング後の結果は変わらない
なんてことになる前に注意しましょう!
ミルウォーキー8のカム交換はコスパが良いといっても
決して安くはないので・・・
③CVOやSTにお勧めのカムシャフト。
じゃあCVOやSTシリーズ、2022FXLRSに
お勧めのハイカムは何か?
T-man001カム以上のカムシャフトがお勧めです。
(T-man200カム<001<216<002…)パワー⇒
ハーレー純正スクリーミンイーグルに拘りたい方はSE462以上がお勧め。
(ノーマルカム<CVO<SE447<SE462<SE492…)パワー⇒
理由は体感できるくらいの音やパワーに差ができるからです。
④数値でカムのスペック比較
カムシャフトの性格はリフト量やデュレーション、
タイミングなど様々な要素で変わります。
その中でも最もエンジンの性格を変える要素「デュレーション」
この数値で比較したいと思います。
デュレーションはバルブを開けている時間(作用角)のことで
数値が高いほどパワー型(中高回転のパワーや音が大きく)になります。
数値の大きさ=高回転型のレベル としてご覧ください。
・ミルウォーキー8(107ci,114ci)のノーマルカム
吸気側 174°、排気側 199°
・CVOやSTのカム
吸気側 188°、排気側 212°
標準カムよりもCVOの方がグッと高くなってます!
・SE447
吸気側 197°、排気側 217°
・T-man001
吸気側 204°、排気側 228°
・SE462
吸気側 197°、排気側 235°
SE447と比較してもパワーが5馬力前後変わり
音にもはっきり違いが出ます。
もっとアグレッシブなハイカム独特のバラッバラッとした
サウンドを楽しみたい方はパワーカムがお勧め!
・T-man216
吸気側 216°、排気側 236°
・パインバレーカム
吸気側 フロント220°/リア216°、排気側 フロント227°/リア236°
・S&S475Cam
吸気側213.5°、排気側フロント263.9°/リア252.5°
パワーカムの数値は一気にかけ離れているのがわかると思います 笑
高回転型になるほどパワーや音は大きくなりますが、
低速のギクシャク感や低回転域のトルクの落ち込みが出やすいので、注意です!
⑤CVOやSTシリーズはノーマルカムもアリ。
元々優しめのトルクカムが入っているので、
音量を上げたくない方はカム交換の必要はないと思っています。
抜けの良いマフラーに交換するだけで控えめだけど、
CVO以外の標準カムよりもスロットルを開けた時の
「ブルンっ」とした音に一回り違いが出ます(^^)/
今夜にロードグライドST/FLTRXSTを
ノーマルカムでチューニング後の音撮りをアップされるので、
チャンネル登録をしてお待ちください(^^)/↓↓↓
パインバレー公式チャンネルはこちら – YouTube
https://youtu.be/tRe0B4lXI_0
マフラーはバンス&ハインズのトルカー450
オーバーサイズ450と比べて大口径で、
ノーマルカムでも音量を出しやすのが特徴。
バンス&ハインズ■17年以降ツーリング トルカー 450 スリップオンマフラー Vance&Hines TORQUER 450 SLIP-ONS
その代わりグラスウールなどの消音材が入っていないので、
カム交換時は甲高い音が出やすいので注意です!
目的に合わせてカム選びをしましょう!
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それでは今日はこの辺で!!
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