にほんブログ村
波止場。
 
懐かしい響きですね？
 
若い方には耳慣れない言葉かもしれませんが、いわゆる埠頭とか港のことで、昭和の時代には森進一、小林旭、美空ひばり、石川さゆりなどなど、数えきれないほど演歌のタイトルに使われていた言葉です。
 
「波止場」は曲名や歌詞では見かける言葉ですが、実際に場所や店名で使われているのを見たことがないという方も多いのでは？
 
サザンオールスターズの「ダーリン」という曲の歌詞に「本牧埠頭」という言葉が出てきますが「本牧」というと「波止場」というより「埠頭」というイメージですよね。
 
しかし実際にはその本牧埠頭に「波止場食堂」というお店があるのです。今回はこの波止場食堂をご紹介します。 場所はシンボルタワーへ続く道のC突堤とD突堤の中間付近。 まさに港湾関係者しか通らない道沿いにあります。
 

 
1階が駐車場付きのコンビニになっているため、本牧埠頭を訪れる人たちにとっては結構便利なスポットです。
 
2階にある食堂に入るときに見える風景が埠頭そのもの。 しかし観光客向けのお店ではないためか、店内に入ると残念ながら埠頭の景色は見えません。
 

 
この波止場食堂は、 港の福利厚生施設を手掛ける社団法人横浜港湾福利厚生協会が運営しており、大黒埠頭や山下埠頭にもお店があります。 ちなみに本牧にある食堂は「波止場食堂　濱店」という名称です。
 
店内に入ると、まさに食堂。昭和の時代を知る私にとっては非常になつかしい空間。
 
セルフサービスになっているので、食券を買って調理場のカウンターへ持っていくと、あっというまに定食が出てきました。 私が頼んだのは「朝定食Bセット」400円。
 

 
目玉焼きが2個ついたベーコンエッグと味噌汁、ご飯のセット。 きゅうりのキューちゃん？と福神漬けは取り放題。
 
久しぶりに朝お腹いっぱい食べられました。
 
本牧＝アメリカ、というイメージとはまた違いますが、本牧埠頭の台所と言えそうな波止場食堂。 ツーリングがてら寄ってみてはいかがでしょうか。
 

 

より大きな地図で パインバレー を表示