パインバレーから徒歩ですぐの場所に素敵なカフェバーがオープンしていました。 その名は「Aloha Cafe（アロハカフェ）」。
あれ？どこかで聞いたことがある名前、という方やいやいや、もう知ってるよという方もいらっしゃいますよね。このネオン、見覚えありませんか？

実は最近オープンした、なんて書きましたが1976年に創業、アメリカ文化が全盛だった本牧を生き抜いてきた、日本における最初のカフェバーといわれるアロハカフェさんです。
少し前まで信号ひとつ先の小港という場所にありましたが、建物の老朽化に伴い引っ越されてきたというわけです。
パインバレーのある場所もそうですが、ここはかつて米国に接収されていたエリア。接収時代は多くの米兵で賑わい、その後も本牧を代表するバーとして君臨されていたアロハカフェさん。
実は私も学生時代何度もこの界隈に来ていたのですが、なんか一見さんは入りにくそうな雰囲気で一度も入ったことがないお店なのでした。
今回ご縁があって取材という形ですはありますが初訪問となりました。

移転前のお店にあったトレードマークのネオンやビリヤード台、スロットマシンなどが新しい空間に絶妙に馴染んでいますね。
移転オープンしてまだ間もないとは思えないほど店内の雰囲気がどっしりと落ち着いています。すごいセンスですよ、これは。これが老舗の底力というものなんでしょうね。
初めて入ったのにあっという間に落ち着けます。

深夜営業のバーというとお酒、というイメージになりますが、この2月からランチ営業も始めていて、昼間はお子さん連れのママさん達も多いみたいです。
今回、本牧さくら祭りの取材を兼ねてお邪魔したので、この時期限定のメニューを作っていただきました。
代表の西山さんが、手際よくチャッチャと桜にちなんだメニューを作ってくれます。モコズキッチン並みに手際が良いです。
あっという間に揃った料理とドリンク。食べると春を感じます。

西山さんやスタッフのみなさんが爽やかな笑顔で対応してくれて、一見さんは入りにくそう、なんていうイメージが吹っ飛びました。
パインバレーから徒歩数分。イクラさんのL-Garageさんのお隣です。
作業待ちの時間やご来店のついでに本牧の老舗で伝説の街、本牧の空気を味わってはいかがですか？