本牧の歴史”ヨコハマ・グラフィティ”

先日の本牧ブランドでも紹介させていただいた横浜高島屋55周年記念のイベント「ヨコハマ・グラフィティ」が、開催されました。 1960年代。 かなり前になりますが、本牧の一部はアメリカに接収されていて、そのエリアには「アメリカ」があったのです。
当時はまだアメリカの文化がほとんど入っていなかった時代。 終戦後貧しかった日本国民にとって豊かなアメリカの生活はまさに別世界、憧れでした。

このイベントではその頃、アメリカと「隣接」していた本牧で日本にはまだない文化をいち早く吸収していた若者たちの姿が再現されています。
高島屋8階の催事場。ここが入口です。
来場される年齢層が高いということとお盆休みと重なったということで、平日だというのにかなりの賑わいを見せていました。
会場に入るとまず目に付くのが「フェンス」。 当時、本牧通りにはこのようなフェンスが張り巡らされていたのです。


当時の本牧の地図が展示されています。 パインバレーのある場所は「エリア2」と呼ばれていました。 リキシャルーム、アロハカフェ・イタリアンガーデン、リンディ・・懐かしいお店がズラリ。
展示スペースはこんな感じです。 パネルや展示品が所狭しと飾られています。 来場客もひとつひとつを懐かしみながらじっくりと眺めていました。

















展示スペースを抜けて角を曲がると、やや薄暗くなっています。 そこにはなんと!ゴールデン・カップのお店が再現されているではないですか! カウンターや椅子など、いかにも「昭和」の雰囲気のバー。 本当にタイムスリップした感覚になります。
実際に今もお店で使われているジュークボックスが出張中。 懐かしい曲がたくさんあり、イベント期間中も聴く事が出来ます。

連日、さまざまなイベントも行われています。 この日は現イタリアンガーデンのオーナーである八木さんのトークショーが行われていました。 立ち見が出るほどの大盛況。


イベントブースを出ると、ゴールデンカップスやクレイジーケンバンド、SKA-9のオフィシャルグッズがたくさん販売されています。



イベントをじっくり見てお腹が減ったなら・・・ このイベントにふさわしいお店が高島屋に!そう「ブギーカフェ」です。 名物の四角いピザやハンバーガーなど、本牧の味がここでも味わえるようになっています。
・・・と、駆け足でご紹介しましたが、本牧を愛する人なら半日いても飽きないイベントでした。
古き良き時代の雰囲気がところどころに感じられる現在の本牧。
「フェンス」の跡をのんびり歩いてみるのもいいですよ^^
開催期間・・2014年8月13日~25日
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