パインバレーブログ
本牧漁港で獲れたての魚料理を。「叶家」
本牧ふ頭というと「埋立て地」というイメージですが、漁港があるのを知っていますか?
といってももともと埋立て前は漁業が盛んな土地だった本牧。
埋立ての開始とともになくなった漁港がその後復活し、規模は小さいながら現在も漁が行われている漁港があります。
その漁港内にある獲れたての魚料理が食べられる食堂「叶家」さんをご紹介します。
場所はシンボルタワーや海づり公園がある本牧ふ頭D突堤。
漁港のの入り口には「横浜市漁業協同組合本牧支所」という立て看板があり、一見関係者しか入れない?と思ってしまいますが大丈夫。
この叶家さんへは漁師さんや港湾関係者のほか、シンボルタワーや海づり公園に来る一般のお客さんなど、いろいろな人がやって来るのです。
食堂の向かいがすぐ漁港で横には広い駐車場。
漁港としては当たり前の風景だとは思いますがふ頭の中なので殺風景な景色の中にある素朴な漁港の景観になぜかほっとしてしまいました。
店内に入ると8人くらい座れそうな広いテーブルが2つとカウンター席。
決して広くはない店内ですが、オープンキッチンなので開放感があります。
メニューは入って正面のホワイトボードのみ。
本牧漁港でその日に水揚げされた魚を出しているためにその日によってメニューが替わるようです。
ホワイトボードを見ながらメインの料理を注文し、トレイを持って横にある小鉢2品(好きなのが選べます。おススメはやっぱり魚貝類です)とおしんこを乗せて席に着きます。
ご飯、お味噌汁とメイン料理は店員さんが持ってきてくれます。
ランチは均一料金で850円。(消費税増税を機に50円上がった模様)
注文したのは「さよりの天ぷら」と「牛肉コロッケ」。
余談ですが・・実はこの牛肉コロッケ、後悔しました・・当然ですよね、漁港の食堂でコロッケはないですよね。
あまり魚が得意でない私は妻がさよりの天ぷらを注文したので、じゃあ魚以外で・・・と思い頼んだのですが、さよりの天ぷらを見たら「なぜコロッケ頼んだんだろう」と自問自答を繰り返しました^^;
(コロッケなどのメニューは毎日来る方たちがたまには違う味を、と頼むような位置づけのメニューでしょう。)
はっきりと言います。
叶家さんへ行ったら魚を喰え!と。
天ぷらのお味は・・想像以上です。素材が新鮮なのはもちろんなのですが、たぶん良質の油を使っているのでしょう?サクサクでどんどんお箸が動きます。
小鉢もめちゃ美味しいし、大満足。
女性3人で切り盛りをしていて愛想も良くて気楽に食べられる感じ。
食べ終わったらトレイごと返却口へお返しします。
決して「ドカ盛り」ではないけれどこの品数でこのお値段なら納得。
食堂ってその店によってシステムが違うから分かりにくかったりするのですが、店員さんが笑顔で親切に案内してくれるので初めての人でも全然安心。
でもあまり遅く行くと人気のお料理は売り切れ・・の可能性が高いのでご注意を。
また営業時間も短めなのでぜひ事前にご確認を。
ちなみに店内は喫煙可です。
記事検索
キーワードで記事を探す