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「その不調、インマニが原因かも?」M8モデル純正インテークマニホールド。その問題点と解決策

「その不調、インマニが原因かも?」M8モデル純正インテークマニホールド。その問題点と解決策

「その不調、インテークマニホールドが原因かも?」
2017年から搭載されたミルウォーキーエイト・エンジン。その性能を最大限に引き出すために欠かせない「インテークマニホールド」には、見過ごせない問題が潜んでいます。今回は、M8純正インテークマニホールドの意外な弱点とその解決策を詳しくご紹介します。

インテークマニホールドとは?

インテークマニホールドって、どんなパーツなのかよく知らないな?

エンジンの間にあるパーツです!普段は見えないので、知らない方も多いですよ。

インテークマニホールド 空気の流れ

エンジンは、燃料と空気を混ぜて燃焼させることで動力を生み出します。その空気をエンジン内にスムーズに送り込む通路が「インテークマニホールド」(通称:インマニ)です。

エンジンに直接接続しているので、熱の影響を受けやすい部分です!

純正インテークマニホールド

ハーレー純正ミルウォーキーエイトインテークマニホールド

ハーレー純正インテークマニホールドは、ツインカム時代まではアルミ製でした。

しかし、『2017年以降のツーリングモデル』および『2018年以降のソフテイルモデル』に搭載されたミルウォーキーエイト(M8)エンジンからは、プラスチック製に変更されました。

一見問題なさそうに思えるこの素材ですが、実は深刻な問題が潜んでいます。

実はM8モデルに付けられた純正インテークマニホールドには、問題が起こる可能性があるんです。

えっ!純正なのに、なにか問題があるの?

M8純正インテークマニホールドの問題点

耐熱性はあるものの、耐火性がありません

インテークマニホールド 変形

歪み・変形

バックファイヤー(※)による火炎がインテークマニホールド内に逆流し、プラスチック製の内部素材が炎にさらされる場合があります。その結果、直接炎に触れることで歪みや変形が発生する可能性があります。

※エンジン内で燃焼しきれなかった混合気が爆発し、吸気側に逆流する現象

二次エア

歪みや変形が発生すると、エンジンとインテークマニホールドの接続部分に隙間が生じます。この隙間から余分な空気が入り込む現象が「二次エア」と呼ばれます。

通常、エンジンは燃焼に必要な空気と燃料の混合比(空燃比)を適切に保ちながら動作します。しかし、二次エアが発生すると、予定外の空気が混入することで空燃比が薄くなり、エンジンの燃焼状態が不安定になります。

これからご紹介する症状が出たら、二次エアが原因かもしれません。

二次エアによる不具合症状

アイドリングが不安定

アイドリングが不安定

空燃比が薄くなった結果、アイドリング時にエンジンの回転数が800~1500回転の間を上下し、不安定になる現象が起こります。さらにひどくなると、エンジンが掛かりにくくなったり、アイドリング中に急にエンストしそうになることもあります。

回転数が下がってこない

回転数が下がってこない

アクセルを戻しても、回転数が下がらない症状が発生します。通常、アクセルを戻せば燃料供給が抑えられ、回転数が下がりますが、二次エアが発生している場合は燃焼が継続してしまい、回転数が高い状態で維持されます。このため、減速時に違和感を感じる場合があります。

スロットルのレスポンス不良

スロットルのレスポンス不良

スロットル操作時に反応が鈍くなる「レスポンス不良」や、加速時に回転数が途切れがちになる「息継ぎ」のような不安定な挙動が発生します。二次エアが混入し、燃焼が不完全になることで引き起こされます。

うーん。なんだか心配になってきた…。

心配になりますよね。でも解決策があるので大丈夫です!

解決策は ”アルミ製への交換”

こうした問題を未然に防ぎ、快適な走行を実現するためには「アルミ製インテークマニホールドへの交換」が最も効果的です。

インテークマニホールドの素材をプラスチックからアルミに変更することで、インテークマニホールドの変形を防ぎ、二次エアの侵入も防ぐことが可能になります。

アルミ製インテークマニホールドなら、こちらがおすすめです!

パインバレーオリジナル
インテークマニホールド

純正インテークマニホールドと同じ55mm口径。樹脂製より高温に強く、耐熱ブラック塗装で美観も抜群。
他社と違い純正ガスケットが使用可能で、メンテナンス性に優れた高性能パーツです!

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インテークマニホールド

消費税込 60,500

交換で安心のハーレーライフを!

インテークマニホールドの交換は、エンジン性能を引き出し、安心して快適な走行を実現する重要なカスタムです。インジェクションチューニングや他のカスタムと一緒に行うことをおすすめします。

インテークマニホールドは自分でも交換できるかな?

ガソリンタンク、エアクリーナーやスロットルバルブを外した奥にインテークマニホールドがあるので、ご自分での交換は少し大変かもしれません…。
パインバレーでは工賃 17,000円~(※2024年12月現在)で交換を承ります!お気軽にご相談ください!

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