【保存版】エラーコードが出たら慌てず確認!ハーレーの自己診断(DIAG)機能とエラーコードの読み方
エンジン始動時や走行中、メーターに「エンジンチェックランプ」が点灯したら焦りますよね。
そんな万が一の時に役立つのが、ハーレーに備わっている「自己診断機能」です。
この記事では、機能の使い方とエラーコードの読み方について解説します。
ハーレーの「自己診断機能」とは?
ハーレーには、メーター操作だけで車両の異常をチェックできる「自己診断機能(DIAGモード)」が搭載されています。
この機能を使えば、特別な機械がなくても、車両に記録されたトラブルコード(エラーコード)を自分で確認することが可能です。
「一時的な誤作動」か、「すぐにショップに持ち込むべき」かを判断する大切な手がかりになりますので、ぜひ活用してください!
点滅していたら要注意!
ランプの光り方でわかる危険度
メーター内にあるエンジンチェックランプは、コンピューターが異常を検知したときの警告灯です。
ランプの光り方によって、現在の危険度や緊急性が分かります。
【正常】数秒で消灯
【注意】点灯したまま走行可能な場合が多いですが、速やかに自己診断(DIAG)を行い、ショップに相談してください。
【警告】点滅ボディや電装系のエラーの場合、エンジンチェックランプは点灯しないことが多いです。チェックランプが点いていなくても「おかしいな?」と思ったら、自己診断機能を使ってみてください。
自己診断機能の使い方
自己診断機能の利用に、特別な診断機は不要です。
ここでは「XL1200X フォーティーエイト」を例に、操作方法をご紹介します。
※安全な場所で、エンジンを停止した状態で実施してください。





※詳細はサービスマニュアルをご確認ください。
エラーコードは何を示している?
エラーコードが表示されたら、まずはスマホで撮影するかメモに記録しましょう!
コードの頭文字は、トラブルが起きている「大まかなカテゴリー」を表しています。
その先に続く英数字(4~6桁)で、さらに細かい原因が分かります。
- コード
頭文字 - 主な診断箇所
- P(p)
- エンジン・点火系:O2センサー、スロットル関連
- C(c)
- シャーシ:ABS、ホイールセンサー関連
- B(b)
- ボディ・電装系:灯火類、電気系、セキュリティ関連
- U(u)
- ネットワーク:制御系センサー類の通信エラー
「どこに異常が起きているか」を把握しておくだけでも、解決への近道になりますよ。
エラーコード検索&一覧表
ハーレーのエラーコードは、モデル(エンジン形式)によっても異なります。
ほとんどのモデルを網羅したリストを作成しましたので、ご活用ください。

お試しで、先ほどの手順で写真に表示されていたエラーコード「b2156」を検索してみてください!
「右リアウインカーの異常」ということが分かると思います!モデルによりコードの桁数や表記に違いがありますが、指している箇所は同じです。
メカニック直伝!
「ハーレーによくあるエラーコード」
パインバレーのメカニックも、日々のPIT作業でエラーコードをチェックしています。
ここでは、特によく見かけるコードをご紹介します。
| あるある | ||
|---|---|---|
| ボディ・電装系 | B2141 | 方向指示器左フロントの開回路 |
| B2143 | 方向指示器左フロント回路のアースへの短絡 | |
| B2144 | ターンシグナル左フロント回路の過負荷 | |
| B2146 | 方向指示器右フロントの開回路 | |
| B2148 | 方向指示器右フロント回路のアースへの短絡 | |
| B2149 | 方向指示器右フロントの過負荷 | |
| B2151 | 方向指示器左リアの開回路 | |
| B2153 | 方向指示器左リア回路のアースへの短絡 | |
| B2154 | 方向指示器左リア回路の過負荷 | |
| B2156 | 方向指示器右リアの開回路 | |
| B2158 | 方向指示器右リア回路のアースへの短絡 | |
| B2159 | 方向指示器右リア回路の過負荷 | |
| B2161 | ブレーキランプ開回路 | |
| B2163 | ブレーキランプ回路のアースへの短絡 | |
| B2164 | ブレーキランプ回路の過負荷 | |
| エンジン・点火系 | P160800 | 連続的なバッテリー電圧供給の損失 |
| たまに | ||
| ボディ・電装系 | B2262 | フロントブレーキスイッチの固着 |
灯火類のエラーが多い印象です。LEDウインカーに交換した際に、適切なレジスター(抵抗)が取り付けられていない場合や、電球切れ、配線切れなどが原因です。
| 最近増えてます! | ||
|---|---|---|
| エンジン・点火系 | P151000 | ETC制限性能モード |
| P151100 | 速度制御モード | |
| P151200 | ETC強制アイドルモード | |
| P151400 | ETCエアフローエラー | |
| P160000 | ETCウォッチドッグエラー | |
こちらはM8モデルで増えてきたエラーで、エアクリーナー下にある電子スロットルセンサーの接点の汚れが原因だと思われます。
焦らずご相談ください!
エラーが出たからといって、必ずしも高額な修理になるとは限りません。
無理にコードを消去してしまうと原因の特定が難しくなってしまうため、
まずは記録したコードをお控えのうえ、そのままプロにお任せください!
エラーコードの調べ方はショート動画でも公開中です。
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パインバレーでは、店頭にて故障診断も承っております。
費用は車種や状態により異なりますので、詳しくはご相談ください。
※ご予約のお客様優先となりますので、ご来店の際は事前のご予約をおすすめします。