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どれだけバイクに可哀そうな状態か・・・

最近チューニングについてブログを書いていないので、先ほど仕上がったスポーツスターについて書いてみましょうか。
今回ご依頼いただいた車両はXL1200N。
エアクリーナーは社外のハイフロータイプがすでにセットアップされており、マフラーは日本純正と言う組み合わせ。
↓チューニング前のデータ。(マフラー日本純正・社外エアクリーナー) MAXパワー 59.87 MAXトルク 8.01
日本純正マフラーって、車検の為に触媒入れたり音量絞るためにマフラーの口径を小さくしたり、結構手間をかけて作ってあるのですが、その代償でハーレー本来の乗り味が殺されてしまっているというのは北米マフラーに交換されていらっしゃるお客様なら身をもって体感しているかと思います。
勿論、北米マフラーに交換するだけでも十分「変わった感」はUPします。
ですが、肝心な街乗りでのトルク感が今一歩なんだよな~・・・。
そんな望みをかなえてくれるのは・・・
そう、最近おなじみのチューニングです(笑)
今回はSEスーパーチューナーでのセッティング。
ハーレー純正だけに人気のチューニング端末ですね。
街乗りでビュンビュン加速したい!
そんな要望を叶えるために、シャーシダイナモで収集したデーターを元にあれこれ最適化を図っていきます。
で・・・・・。
↓チューニング後がこちら。(マフラーを日本純正→北米16mmパンチアウトに変更)

街乗りでの「加速感のなさ」の原因でもあるトルクの落ち込みがなくなっております。
↓比較するとこんな感じです。

日本純正マフラーとグラフを合わせてみると、その差は歴然。
つまり、本来これだけ力のあるバイクなのになにもしなかったら「宝の持ち腐れ」と言う訳ですね。
勿論チューニングの結果として大小差はあれどMAXパワーとMAXトルクはUPしますが、一番は「乗って楽しい」これ、大事ですよね。
パインバレーではチューニングを施された試乗車をスポーツスター・ダイナ・ツーリングと3車種そろえておりますので、「セッティングしたらどんな風に変わるんだろう?」「高いお金を出すだけの効果は得られるのかな?」とお悩み中の方は、頭で考えているよりまずが試乗をしてみてはいかがでしょうか?
結構目から「ウロコ」ですよ。
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