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ブレーキパッド、足りてますか?

「ブレーキパッドって何?」
ハーレーオーナーさんでそんな方はいらっしゃらないと思いますが、気がついたら結構摩耗していた・・・。
しょっちゅう見ない場所だけに、意外と見落としがちな部分がブレーキパッドの残量。
夏に比べてオートバイに乗る回数が減ってくるこの時期だからこそ、メンテナンスのチャンス。
一度ご自身で確認してみてはいかがでしょうか?
点検方法はいたってカンタン、キャリパーの隙間から残量を確認するだけ。ブレーキパッドは構造上均一に摩耗していかないので、可能な限り全周にわたって確認するのがポイント。
今回当社でブレーキパッド交換をしましたので、摩耗した物を写真に撮りました。

↑ちょっと確認しにくいかもしれませんが、片減りしているの解ります?
一番減っている所で2mm位になっていたらそろそろ交換時期。パッドをギリギリまで使いたい気持ちも解りますが、命にかかわる重要保安部品ですのでケチらず早めに交換しちゃいましょうね。(ギリギリまでパッドを使うつもりが、うっかりディスクローター削ってしまうと最悪ディスクローター交換等、大出費になっちゃいますので)

↑こちらが交換する新品のブレーキパッド。上の摩耗パッドと比較すると、どれだけ消耗しているかが良くわかりますよね。

取り付ける前にちょっとひと手間加えます。お金を頂戴して作業してますので、そのまま組んだらあまりにも芸がない(笑)
何をやっているかと言うと、「面取り」と言う作業。そのまま組んでもブレーキ性能には変わり無いんですが、パッドの角がディスクローターに当たる事で、ブレーキ鳴きの原因になってしまいます。(自転車で言う所の、ブレーキかけた時のキーキー言う音です。)
なので、全周に渡って角を削ってあげる訳です。

↑面取り完了。
2枚とも面取りしたら・・・

組んで終了。
出先でパッドが無くなりディスクローターをガリガリに削ってしまう前に・・・ツーリングシーズンに入る前に一度点検してみましょうね。




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