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技術の進化。ポイント点火からセミトラ、そしてフルトラへ~

ポイントカバー(タイマーカバーとも言う)って開けた事ありますか?
車両の右下らへんにある丸いコレです↓










この丸いカバーを開けると、実は↓のようになっていまして。










このスペースに小さい小物などを隠しておく事が可能なんです。









って・・・すいません・・・ウソですicon_lol.gif
高年式のフルトランジスタの車両にお乗りの方にはあまり馴染みの無い話ですが、昔のハーレーは此処にポイント点火の部品が入っていたんです。
つまり、ここが「ポイントカバー(タイマーカバー)」たるゆえんですね。
ではポイント点火の部品って一体どんな物なの?って気になりますよね。
コレ↓がポイント点火方式の構成部品です。








ここで何をしているのかと言うと、点火時期の調整・・・つまり、ピストンがどの位置になった時に、どのタイミングでプラグに火花を飛ばすかを手動で行う場所なんです。
旧車が三拍子を出せるのもここによる所が大きいので、セミトラ点火を旧式のポイント点火にわざわざ変更するのもハーレーならではのカスタムですね。
ちなみに高年式のフルトランジスタの車両は全て点火時期をコンピューターで制御している為、先程の様に何も入っていなくても何ら支障が有りません。
じゃあ、旧車らしさを出すためにはポイント点火にすれば良いんじゃん!って感じですケド・・・。
このポイント点火、メンテナンスがしょっちゅう必要な為手間がとてもかかります。そんで、コンデンサーが結構パンクするので、予備を持ち歩いて自分で交換出来ないととても大変な目に合うのです。

で・・・。








↑カム山とポイントのヒールが擦れる部分に給油を怠ると消耗を極端に早めるし~ポイントギャップが適正でないとエンジン調子悪くなるし~
それでもこんな面倒くさい物が愛されるのは、やっぱり「ハーレーらしさ」なんでしょうね。icon_lol.gif

まあ・・・イマドキあまり需要が無いと思いますので、気が向いたらポイント点火のメンテナンス方法・セミトラのメンテナンス方法なんぞ書いてみようと思いますicon_razz.gif
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