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こう言う事は輸入製品にはアリがちです。残念ながら。

先日チューニングでご入庫いただいた車両。
お客様がご自身でサンダーヘッダー(フルエキ)に交換したものの、リアシリンダーからの排気漏れが止まらない・・・。
治りますか?との事でお話をお伺いすると・・・
エキゾーストのガスケットを交換せず取り付けたとの事だったので、ま~それが原因でしょうって事で、マフラーを外してガスケットをサクッと交換し終了。
のはずが・・・・
やはりリア側のエキゾーストポート付近から排気漏れ。
リテーニングリングもフランジにしっかり収まっているし、とりあえずフランジナットを更に増し締めしてみるものの変化なし。
「何かがおかしいぞ?」
と嫌な予感が働いたので、一旦マフラーを完全に取り外して排気が漏れている箇所をよーく観察してみました。
↓この部分です。 DSCF4532
これでピンと来た方は中々素晴らしい観察力です。たぶん(笑)
DSCF4534
↑赤い丸を付けた部分だけ、溶接がされていません。
↓横から見るとこう言う感じなんですが・・・。 DSCF4533
溶接がきちんとされていない事で・・・・。
DSCF4535
↑排気ガスが赤矢印の様に、内側から溶接不良の隙間を通って外に出てしまっていたのが排気漏れ原因でした。
溶接不良って・・・そんな事が在り得るのかい!って感じですけど・・・ありえちゃうのが輸入品なんですよね(笑)
溶接機は持ってないので、耐熱パテで穴を塞いで今度こそ本当に完了。
バイクパーツを個人輸入などで安く購入される方もいらっしゃるかと思いますが、製品不良があった際に返品も出来ないし交換も出来ないし泣き寝入り・・・って話をちらほら聞きます。
パインバレーでは、こういう輸入品にありがちなトラブルにもしっかり対応させていただきますので、安心してお買い求めください。
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