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正しい工具の使用方法~スパナ&メガネレンチ編~

マフラー交換など、ご自身で作業される方も多いかと思います。
自分のバイクを自分でカスタムするのも楽しみ方の一つですよね。
が、誤った工具の使い方をしたが為にねじをなめてしまい、ひどい目に・・・
そんな経験をした方もいらっしゃると思います。

どんな工具にもきちんとした使い方が在り、整備士は資格を取得する際あらゆる工具の使い方を勉強します。

だからこそ正確に早くお仕事が出来る訳ですね。 と、言う訳で普段何気なく使っている、しかも教わる事が無いであろう工具の基本的な使い方「スパナ&メガネレンチ編」。
皆さま、スパナ(又はメガネレンチ)でねじを緩める(または締める)際


①と②、どちらの方法で力を掛けますか?


答えは・・・・
①が正解。

②の方法でしっかり工具自体を握ってしまうと、適正な方向で力が掛けにくくなり(力が逃げてしまい)、ネジをなめるまたは工具が外れて大けがの元となります。
スパナの正しい使い方は・・・
まず、ボルトに合ったサイズのスパナ(又はメガネレンチ)を選択します。(まれにミリの工具を代用しようとされる方もいらっしゃいますが、絶対ダメですよ)

で、ボルトにしっかりスパナを差し込みます。
次にボルトを緩める訳ですが、ここでポイント!力任せにネジを緩めようとするのではなく、最初は手のひらでスパナ(又はメガネレンチ)の柄の部分をトントンと叩いて緩めます。
こうする事で、不意にネジが緩み怪我をするなどの事故を防げますし、ある程度硬く締まっているネジも楽に緩める事が出来ます。
特に・・・
↑こんな風に角度が付いたオフセット型のレンチ(又はメガネレンチ)を使って作業される方は、工具の構造上ネジを舐め易いので、上記の正しい使い方を実施する事で快適に作業を進める事ができます。
正しい工具の使い方を守り、安全で快適なカスタムをお楽しみ下さいね。
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