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パインバレー流ハーレーカスタムブログ

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2015.07.13ハーレーメンテナンス

キャブレターのお漏らし防止メンテナンス。

いまどき誰得?なキャブレターメンテナンスブログ(笑)


完全に趣味の域ですね。


が、過去のキャブレターについての記事が人気の様ですので、ちょっと書いてみようと思います。












キャブレター車に乗ってらっしゃる方は良く耳にすると思います。


「バイク停車時には必ずガソリンコックOFFにしとかないとお漏らし(オーバーフロー)するよ」と。


コックをOFFにしなければどこからかガソリンが漏れると言う事はおおむねキャブレターに何かしら原因がある訳ですが、


ちょっとしたメンテナンスや部品交換で対処出来たりする場合も多いです。


と、言う訳でキャブレターを分解して点検してみましょう。


まずはキャブレターそのものをバイクから外します。
※キャブレターの外し方はマニュアルを参照してくださいね。





キャブレターを裏返すと四隅に4か所プラスのねじが見えますが、このねじを全て外します。


↓ここです



ねじを緩めると、簡単にフロートチャンバー(写真左)が外れます。



↓これがフロートチャンバー。ここにガソリンタンクから流れてきたガソリンが溜まります。





しかし、このままガソリンタンクからガソリンが流れ続けてくれば、当然このフロートチャンバー内はガソリンでいっぱいになってあふれてきてしまいますので、程よいレベルで流れを止めなければなりません。


そのガソリンの流れを適度な所で調整する働きをするのは・・・。


↓このフロート(浮き)





このフロートが、フロートチャンバーに溜まったガソリンでどんどん浮き上がり、その途中に取り付けられているフロートバルブを押し上げる事でガソリンの通路が塞がりガソリンがそれ以上流れない様になります。


が、そもそもこのフロートが正常に浮かなければフロートバルブも機能せずガソリンが流れ続ける原因になりますので、まずはこのフロートが正常かどうか点検します。


キャブレターを裏返し、フロートバルブが固定されているピンを適正サイズのピンパンチなどを使い、矢印の方向に叩き抜きます。(抜く方向(矢印は)本体に表記してあります)
※ピンを抜く方向を間違えて叩くと本体を破損しますので要注意!






↓ピンを抜くとフロートとフロートバルブが顔を出します。



写真左がフロート、右がフロートバルブ。


まずは取り外したフロートを点検します。


ガソリンを溜めた容器にフロートを浸し、きちんと浮くか確認します。


↓こんな感じで・・・

大体こんな感じで浮いてくれればOKってことで。おおざっぱですみません(笑)


この段階でフロートが沈みそう・又は沈んでしまう様であればフロートの役目は果たしませんので交換です。


で、次はガソリンの通路を塞ぐ役目のフロートバルブを点検します。


↓まずはココ



このゴム部分がガソリンの通路を塞いで流れを止めます。したがって、ここに段付きが発生している様であればフロートバルブ自体の消耗ですので交換です。


↓次にココをチェック



フロートバルブの下にピンが飛び出しているのが見えます。このピンを指で押し込んだ後指を離し正常に戻ってくるか確認します。スムーズに動かなかったり、引っ掛かりがあったりピンが戻ってこなくなるなどの症状が出る場合はやはり交換になります。
このピンはダンパーの役目をしており、これが固着して機能していないと、車両をゆすったらキャブレターからガソリンが漏れ出すと言ったトラブルにつながります。
(中のガソリンが波打っても、しっかりガソリンの流れる通路を塞ぐ役割を持っています。)


ちなみに参考までに・・・


↓これがガソリンの通路が開いている状態(ガソリンが流れ続けている状態)



↓閉じている状態(ガソリンが流れていない状態)



で、次はフロートバルブが収まっている「穴」をチェックします。


↓ここです。

フューエルのホースも年数を重ねると、幾ら耐ガソリン製のホースとは言え劣化し、内側のゴムが剥がれて落ちてきたり、ガソリンタンク内に入ってしまったゴミがこの通路を通って侵入して来たりします。
その為、この通路がきれいに保たれているか目視で確認します。


「キャブレターをコンコン叩いたらお漏らしが止まった」何ていう場合はココにゴミが詰まっていた証拠です。軽度のゴミ詰まりはこの方法でも対応出来ますね。


もし、この部分(通路)が荒れていたり、固着したゴミが付着していた場合は、取り除かなければやはりお漏らしの原因になりますので綺麗にしなければなりません。


これ、僕が良くやっていた方法。


↓割りばしを鉛筆の様にテーパー上に削る。



↓細目のコンパウンドやホワイトダイヤモンドなどの研磨系ケミカルををさきっちょに少しつけて・・・



擦り合わせるように穴をぐりぐり擦り合わせます。


これで大抵の固着物は取れます。(作業が終わったらコンパウンドはしっかり落としましょうね。)


これでお漏らしが発生する可能性がある部分の一通りの点検は完了ですので、逆の手順で外した部品を全て元に戻します。


後はキャブレターを車両に取り付けして終わり。


これで症状が改善する事も少なくはありませんので、作業に自信のある方はやってみてね。

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