パインバレーブログ
ツーリングモデル
”北米マフラー”と一口言っても、実際には色々とタイプがございます。
タイプにより若干の音量・音質の差もあります。
このページでは”ツーリングモデル用の北米マフラーのタイプによる違いが書いてあります”
先ずツーリングの北米マフラーには年式により何種類かございます。
ザックリ分けると、95年(98年)~06年 [以下06]・ 07年~08年[以下07] ・ 09年[以下09] ・ 10年以降[以下10]と言った感じです。
取付方法が同じですので、どのマフラーも基本的には95年~10年までの車両に適合いたします。
06年までのマフラーは左右の構造がほぼ同じで、排気口径は33mm、遮蔽板の枚数は年式により違いがあり、1枚又は2枚、平らに付いています。
そして06北米マフラーはちょっと軽い音がします。
特にTC96エンジンの車両に取り付けると排気圧が強すぎて良くありません。
続いて07と09の北米マフラーの違いですが、ほとんど違いはありません。
パイプが数センチ長いか短いか程度の違いです。
07年以降の北米マフラーは左右非対称の構造となっており、左右の排気バランスを取っています。
左側はガランとした造りになっており、右側は複雑な構造で遮蔽板が斜めに付いています。
あと、厳密に言いますと09年以降の北米マフラーは凹みが深めになってます。
これは、09年式の車両からフレーム構造・マフラーの取りまわしに変更があったためアクスルナットと干渉をしやすくなったので凹みを深くしたようです。
しかし、サス・ホイール等が純正のままでしたら、基本的には干渉しないです。
で、07と09では音の違いがあるのか!?
コレはほぼ無いです。
強いて言うのであれば、07の方が少し長いので少しだけ低音になります。
しかし並べて聞いて分かるか分からないかの差です。
では、07や09と10年以降には音の違いがあるのか!?
コレは少しだけあります。
09年以降のツーリングモデルはエキパイの構造が変わりました。
それにより09という少しだけ構造を変えたマフラーを作ったのだと思います。
ちなみに日本仕様車はエキパイの構造変更とともに、それまではマフラーに入っていた触媒がエキパイ側に入るようになりました。
アメリカ本国でも10年以降のツーリングモデルには触媒入りのエキパイが採用されました。
これに伴い逆にマフラーを抜けの良い構造に変更したのです。
それが10年以降と言うタイプのマフラーになります。
なので10年以降は09などに比べて排気効率も良く、音量も少し大きく、そして音質は低音の効いた音になります。
しかしながらこの差も並べて聞いてみて「あ、違うんだね。」ってくらいの差です。
と、長くなりましたが大体こんな感じです。
随時更新する予定です。
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