ハーレー【ツインカムのカム交換】プロが選ぶお勧めのカム。年式ごとに紹介。

現在パインバレー名古屋の矢野です!

 

ミルウォーキー8エンジンに変わってから大人の事情で

ハーレーらしさを取り戻すには必須となった「カム交換」。

しかし、旧エンジンのツインカムはまだ世の中が

厳しくなる前なので交換は要検討です!!

ツインカムにカム交換は必要か?お勧めのカム

について今回のブログでご紹介。

 

ツインカムにカム交換は必要?

結論ノーマルカムで十分だが、排気量が96ciの場合伸びしろあり。

ツインカム時代はヨーロッパが現在ほど厳しくなく、

本国ハーレーダビッドソンも新車発売時にカムシャフトまでを

大幅なデチューン(性能ダウン)せずとも純正マフラーと

噴射するガソリンの希釈だけで対応可能でした。

なのでツインカムはマフラー交換とチューニングだけで

音も乗り味も良くなります。

ツインカム ハーレーにオススメのカムシャフト。

組んだことがないカムも多いですが

スペック表からザックリ、ポジショニングMAPを作成。

ツインカム96と103でカムシャフトのスペックが大きく変わります。

TC96用の純正カムはミルウォーキー8程ではないですが、

オーバーラップなど少し性能を抑え気味。

ミルウォーキー8エンジンでいうSE447カム(トルクカム)

くらいのスペックのカムが標準で入っていると思ってください(^^♪

チューニングだけでは物足りず

TC96ハーレーでもう少し全体的に力が欲しい方は

・103ツインカム用の純正カムや

・アンドリュース製 TW21,26

・110ツインカム純正カム(スクリーミンイーグルのトルクカムSE255)

がオススメ。

どちらもオーバーラップが大きすぎず、排気効率が

そこそこ良くないビッグラディウスなどでも

色んなマフラーに合わせやすいカムです。

マフラーによっては低回転域で若干落ち込む部分があるが

トータル的に加速感やマフラーの音量は上がります。

ハイカム独特の低速のギクシャク感も気になるほどではありません。

TC103の場合はSE255カムやフュ―リング525カム以上がオススメ。

しかし、TC103からはノーマルカムのスペックが悪くない為、

低回転域は少し削って高回転を延ばす仕様になります。

ミルウォーキー8でいうT-man001カムのスペックくらいのカムが最初から入っています!

TC96・103高回転域で高出力、音量を上げたい場合

・アンドリュース製 TW37、48

・S&S製 551、550

などがおすすめ。低回転域のトルクは落ちますが

高回転で90馬力など狙いたい方はこれらのパワーカムがオススメ。

オーバーラップが広くなるので排気効率の悪い

マフラーとの組み合わせはNGです。

低回転域の巡航時は少しハイカム独特のギクシャク感が

出ますが直ぐになれる方が殆どです。

・TC110(SシリーズやCVOモデル)にオススメのカム。

標準でSE255とういトルクカムが入っています。

M8でいうとT-man001と216の中間くらいのスペックですかね…

かなり良いカムが入っているので低回転を削り、

高回転域を延ばすパワーカムがオススメ。

・アンドリュースTW54。

・T-man555トルクスター(TW54のチョイ下スペック)。

・フュ―リングF543。

などなど。

T-manトルクスターって書いてますが

全然高回転型カムシャフトなので注意です!笑

ツインカムSモデルやCVOは最初からハイカム仕様!

しかしECMデータがグチャグチャなのでチューニングをしないと

ギクシャク+トルクもスカスカなのでチューニング必須レベル。

チューニングでトルク・パワーも激変するのでカム交換の必要性は低め。

100馬力を超えたい方はT-man555以上のカムを組みましょう。

 

全体的にトルクアップさせるならボアアップがオススメ(^^♪

 

カムシャフトはマフラーの相性やエンジンで大きく

相性が出るのでパインバレーで交換+チューニングを(^^)/

 

それでは今日はこの辺で!!

パインバレー横浜のインスタはこちら↓

unnamed

ハーレー・ダビッドソンのインジェクションチューニング台数は年間500台以上の実績。

世界最大規模のインジェクションチューニング台数をこなしている経験値がすべてあなたのバイクに活かされます。

インジェクションチューニング予約はこちらから

この記事をシェアする: