【ミルウォーキー8】相性が悪い!マフラーとカム!ハーレーM8用カム交換に注意。

前回のブログでご紹介したように
カムシャフトでどのくらい音量やパワーが上がるのか?
ギクシャク感が増えるのか?を参考にして
爆音マフラーには低回転型カムで音量とギクシャク感を抑えるなど様々な組み合わせで可能です。

しかし、カムシャフトとマフラーにも相性があります。
目次
カムとマフラーのダメな組み合わせで乗り辛いだけのバイクに!
乗り辛くなるだけで、カム交換前よりもパワーが落ちることも多くあります。
カムを変えてから気付く乗り辛さ。
実際どういったカムシャフトとマフラーの相性が良くないのか?
ミルウォーキーエイトの標準カムシャフトは、そもそも吸排気の量が控えめなため、マフラーによる音の違いやパワー特性の変化はあまり感じられません。
ですが、カムシャフトを交換することで吸排気効率が大きく向上し、マフラーの音質やパワー特性の違いがはっきりと現れるようになります。
例:音量が上がって音割れ、低速ギクシャク感、低回転域で失火・失速、トルクの落ち込み等。
また、マフラーとカムに合わせて最適にチューニングする技術も無ければダイノマシーン設備があっても綺麗にチューニングをするのは不可能です。
相性が良くないカムシャフトとマフラー
①高回転型カムと排気効率の悪いマフラー。
②集合管+高回転型カム。
③長いマフラー+高回転型カム。

Youtube動画で解説!
ハーレーダビッドソン【ミルウォーキー8】マフラーとカム交換時の選び方
排気効率の悪いマフラーにオーバーラップ(吸気と排気が同時に開く時間)の長い高回転型カムを組み合わせてしまうと、排気抵抗が大きくなり、本来は高回転域で力を発揮するはずのカムでありながら、純正カム+チューニング時よりもパワーダウンしてしまう可能性があります。
その結果、低速域でも乗り辛いバイクに...
また2-1マフラー(集合管)でトルクの谷が出る回転数とカムの特性の被りでトルクの谷が一部深くなって乗りにくい仕様になる事も(^^;
長いマフラーも排気抵抗やトルクの谷の原因になるので左右2本出しマフラーやツーリングモデルも要注意です!
マフラーも集合部分が違ったり、パイプの長さや太さ、内径が少し変わるだけで特性が変化します。
マフラーの構造やカムのスペック表をみて特性を理解できるチューニングショップで交換をしましょう!
マフラーとカムに合わせて最適にチューニングする技術も無ければダイノマシーン設備があっても綺麗にチューニングをするのは不可能です。
ご依頼はカム交換実績年間300台以上と膨大な実績のあるパインバレーにご相談ください(^^♪
前回までのブログも参考にご覧ください(^^♪↓↓↓リンクあり


それでは今日はこの辺で!!




