ハーレートリビア【マフラーの名前】どんな意味なの!?ツインスラッシュとか
ハーレーのマフラー。いろいろな名前があります。
なんとなく名前からスタイルが想像できる・・・そんな感じでは?
お気づきかと思いますが、マフラーの名前に「決まり」はありません。
メーカーごとに勝手につけられています。
そんなマフラーの名前について、少し堀さ下げてみたいと思います。
※予めお断りしますが、記事の内容は執筆者個人の意見であり、メーカーが正式に発表しているものではありません。
バンス&ハインズ
大御所「バンス&ハインズ」のマフラーは、マフラーの名前=形状を表しています。
「ツインスラッシュ」Twin Slash
ツイン=2つの
スラッシュ=英語の「/」(スラッシュ)
エンド部分が「//」ってなってますよね(左右が逆ですが!)スラッシュが二つ。つまり「ツインスラッシュ」です。
ちょっと難易度が高い「ショートショット・スタッガード」Shortshot Staggered
ツインスラッシュじゃん!一見そう思いがちですが、これはこれで意味があります。
short=短い
shot=撃つ
staggered=千鳥
重要なのは「千鳥」です。上のツインスラッシュが前後のマフラーエンドが離れているのに対し、ショートショットスタッガードは「千鳥」なんです。
千鳥とは「千鳥走行」の千鳥です。
「あらじゃい!」の千鳥ではありません。
千鳥走行は前後左右に互い違いに並んで走るマスツーリングの形。
このマフラーのエンドはまさに「千鳥」になっていますね。
つまり、短いパイプから排気音が出る千鳥に並んだマフラー、、、わかりにくい表現になりましたが、そんな感じです。
「ビッグラディウス」Big Radius
Big=でっかい、Radius=半径
これは二通りの解釈ができます。
ひとつはエンドの口が斜めにカットされていて半径が大きい。
もうひとつは、マフラーの形状が円を描くように湾曲している。
どちらが正解なのか分かりませんが・・ちなみにバッサニ(Bassani)のマフラーにも「スーパーラディウス」というのがあるので
こんな風に下に湾曲していてエンドの口が斜めにカットされている形状のことを「ラディウス」と呼んでいるようです。
ちなみに・・
道路標識でこんなのを見た記憶、ありませんか?
カーブの標識ですが、この「R」は「Radius」のことなんだそうです。つまり半径65mのカーブですよ!という意味になります。
まだまだ紹介しようと思っていましたが、長くなったのでこの続きはまた後日書きましょう。好評なら連載ものにしたいと思いますのでページ一番上のブログ村の画像をクリックお願いします!