突然の雨から愛車を守る|ハーレーの雨対策ガイド

晴れの予報だったのに、突然の雨に降られた——
そんな経験、一度はあるのではないでしょうか。
自分の身体を濡らさないためにレインウエアを備えるのはもちろん、
大切な愛車だって、しっかりと雨から守りたいもの。
そこで今回は、愛車の日常メンテナンスから、走行中・駐車時の対策まで、
“雨に慌てない・濡らさない”ために、今すぐできる備えをまとめてご紹介します。
おすすめの天気予報アプリ
これもツーリング計画の必需品
「雨の日だと分かっていれば、ツーリングは控える」という方も多いでしょう。
とはいえ、予期せぬ天候の急変に備えておくことも、安全なライディングには欠かせません。
まずは、旅先の空模様を的確につかむためのオススメ天気予報アプリをご紹介します。

ウェザーニュース
ユーザー投稿と高精度データで天気をリアルタイムに伝える、日本最大級の天気予報アプリ。

アメミル
AR機能とAIで雨を可視化。急な天候変化にも対応する、降雨(降雪)予測に特化したアプリ。
これで天気の確認もバッチリですね!……とはいえ、“ゲリラ豪雨”の予測は難しいですよね。
レインウェアは持っていくけど、やっぱり雨の中の走行や、バイクが濡れるのは心配なんだよね……。
それでは、予報が外れてしまっても“トラブルなく走り切る”ための、愛車の雨対策について解説していきます!
日常のメンテで備える
足回りのチェック
雨の日の走行では、ブレーキ性能とタイヤの溝が命綱。
濡れた路面では制動距離(ブレーキが効き始めてから車が完全に停止するまでに走行する距離)が伸びるため、普段からの点検が不可欠です。

- ブレーキパッド
パッド残量が2mm以下なら即交換を

- タイヤの溝の深さ
1.6mm未満はNG/3mm以上が雨天理想
タイヤの溝が浅いと雨天時は特に滑りやすくなり、転倒リスクが高まります。
安全第一で、早めの交換を!
駐車中のボディを守る
バイクカバーで防御
こちらはツーリング中の対策というより、日常的な雨対策となります。
屋外駐車の車両は、雨だけでなく、紫外線や風による砂塵にもさらされやすく、そのままでは劣化やサビの原因になることも。
防水性と通気性を備えたバイクカバーで、愛車をしっかり守りましょう。
バイクカバーにはさまざまなタイプがあるので、愛車の形状(車体寸法)と駐車環境に合ったものを選ぶのがポイントです。