【M8はカム交換でもっと面白くなる】ハーレー本来の性能を解き放つ

M8エンジンをもっと楽しむためのカスタムとは?
「せっかく購入したミルウォーキエイト(M8)が思ったほど楽しくない…」 そんな風に感じている方はいませんか?
- 想像していた「ハーレーらしさ」が感じられない
- ツインカムと比べて何だか物足りない
- マフラー交換をしたのに、ヒュルヒュルとした音が気になる
これらの悩みは、環境規制の影響でノーマル状態のM8エンジンの性能が抑えられていることが原因なんです。
そのため、多くの方がハーレー本来の楽しさをまだ知らない、または体感できていないのが現状です。
パインバレーではハーレーをもっと楽しむためのカスタム、「カム交換」をおすすめしています!
抑えられていたハーレー本来の性能を解き放つ「カム交換」。
その魅力やメリットを、初心者の方にもわかりやすくお伝えしていきます!
カム交換のメリット
≪カム交換で得られるもの≫
1ハーレー本来の
特徴的なサウンド
2ハーレーらしい
鼓動感を引き出す
3パワーとトルクの
向上
ハーレーらしいサウンドや鼓動感を手に入れる=「マフラー交換」と思われがちですが、実は「カム交換」が最も効果的なんです!
エンジンの心臓部「カム」とは?

上の写真で手に持っているのが「カム」(正式名称:カムシャフト)です。
≪カムの主な役割≫
1吸気バルブと排気バルブの
開閉タイミングや開閉量を調整
2エンジンの性能特性を
決定
3独特のサウンドや
鼓動感を生み出す
つまりカムってどんなパーツなの?
簡単に言えば、カムはエンジンの「呼吸」を調整する、まさに心臓部ともいえるパーツです。
カムは、エンジンの性能や特性を大きく左右する重要なパーツです。
例えば、ハーレーらしいサウンドやアイドリング時の心地よい振動(ドコドコ感)も、カムの働きが関係しています。
カムは、エンジンの性能や特性だけでなく、走りの楽しさやサウンドの個性にも影響します。
だからこそ、カム交換はハーレーオーナーにとって非常に効果的なカスタムなんですよ!
カムの種類と選び方
カム交換に興味が出てきたけど、どのカムを選べばいいの?
カムには特性が異なる種類があるので、目的に合ったものを選ぶことが重要です。
主なカムの種類と特性
カムは大きく分けて「パワーカム」と「トルクカム」の2種類に分かれます。
パワーカム | トルクカム | |
メリット | サウンドが大きくなる。高速走行での力強い加速感 | 低回転域の走りがスムーズで、街乗りやツーリングに最適 |
---|---|---|
デメリット | 低回転域の走りがギクシャクする場合がある | サウンドや高回転域での伸びが控えめ |
これまでに数多くのカム交換を手がけてきた経験をもとに、M8用カムのポジショニングマップを作成しました。
ぜひ、カスタムの参考にご活用ください!

上に行くほど高回転重視となり、最高出力が増し、マフラー音も大きくなります。
下に行くほど低回転重視となり、音量は控えめで、マイルドな乗り味になります。
で囲まれたカムの中から、マフラーや自分の好みに合ったものを選ぶことをおすすめします!
パインバレー推奨商品一覧
カム交換時の注意ポイント
カムとマフラーには相性があり、組み合わせ次第では性能低下や再調整が必要になる場合があります。
≪相性が良くない例≫
パワーカム+
排気効率の悪いマフラー

高回転性能が発揮されず、低速域でも乗りづらい状態に
パワーカム+
集合管(2-1マフラー)

トルクの谷が深くなり、乗り心地が悪化
パワーカム+
長いマフラー

排気抵抗が増大し、トルクの谷を引き起こしやすい
上記は一例です。
パインバレーでは、経験豊富なスタッフが最適な組み合わせをご提案しますので、安心してご相談ください!
関連記事
気になるサウンド比較動画
ノーマルカムとカム交換後のサウンドは、ぜひこちらの動画で聞き比べてみてください!
今回は、M8モデルのハーレーをもっと楽しむためのカスタム「カム交換」についてご紹介しました。
静音化や環境規制への対応で抑えられた「ハーレーらしさ」を取り戻す手段として、カム交換は定番のカスタムになりつつあります。
もし、今のバイクに少しでも物足りなさを感じているなら、カム交換でハーレー本来の楽しさを体感してみませんか?
また、カム交換と併せてチューニングを行うことで、エンジン性能をさらに引き出し、よりスムーズで力強い走りを楽しむことができます。
カム交換を具体的に検討している方も、まだ迷っている方も、まずはお気軽にパインバレーにご相談ください。
経験豊富なスタッフが、あなたのライディングスタイルに合った最適な提案をさせていただきます!