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チューニングデーターの使い回しは可能?

お問い合わせで「今まで作ったチューニングデータの中から同じ仕様のデータを入れたら調子よくなるの?」
そんなお問い合わせを受けることがあります。
実際の所はどうなのかと言うと・・・。
車両には個体差があるので、大体似たような状態にはなる可能性はありますが、100%の性能を引き出す事はできません。
昔当社にシャーシダイナモが導入される以前に、試乗車のフォーティーエイトにインストールしてあるチューニングデータに書き換えをさせていただいたお客様が、この程正式にチューニングのオーダーを頂きましたので早速現状を測定。

空燃比は平均で13.0付近にセッティングされていたデータなんですが、一番ずれているところで14.50と言う結果に。
純正のデータで良く見られるトルクの谷は使い回しデータでもある程度は消えるので、 乗った印象は「調子が良くなった」と感じると思いますが、全体的には空燃比の薄い部分がほとんどなので、夏場などエンジン温度の上昇が早くなり、とてもエンジンに良い状態とは言えません。
どうせお金を掛けるなら、しっかりシャーシダイナモで計測してセッティングを出してあげた方が結果「お得」と言う事になりますね。
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