パインバレーブログ
スポーツスターのフロントフォークスプリングを強化してみる。
前回、スポーツスターのフロントフォークを引っこ抜いている写真を載っけてました。
目的はこれ↓ を組む為。
スポーツスターって、日本と本国での使用環境の違いでしょうか? あの独特な沈みこみが気になって乗りにくいと言う方も多いようで、当社でも既に何台も交換作業を行なっております。
勿論パインバレーのデモ車両にも組み込まれているので、気になる方はご試乗も頂けます。
作業風景とインプレは、アッキー店長がアッキーブログ内に事細かく書いておりましたのでコチラを参照していただくとして、僕は別の視点で何処がどう変わるのか検証してみます。
↓まずはこれが車両に跨った時の沈み込みの量。 この時点で105mm。
↓そして、これが車体をジャッキアップしてフロントフォークを完全に伸ばしきった状態。 この状態で約130mm。その差が25mm
つまり・・・この時点で既に車両が25mmも沈んでいることになります。
これがどんな弊害を生むかというとですね・・・ 教習所で習ったと思いますが、オートバイのブレーキングは基本フロント7割・リア3割と言われています。 フロント加重が強めと言うことは、ブレーキをかけると先程の車両に跨った時の沈みこみ量105mmから沈み込んで行くことになります。
峠に限らず、交差点に侵入していく際に皆さん減速してから侵入するのが一般的かと思いますが、この減速の段階でコーナーに侵入することで車体は沈み込んだまま(車高が低くなったまま)コーナーを抜けて行くことになります。
フロントフォークが縮んだ状態で曲がると言う事は、バンク角が少ない状態で曲がらざるを得ません。
すると・・・
↓あっという間にこうなります。 バンク角が減ってしまった事でフロントのサイレンサーが地面に擦って削れてしまった訳です。
せっかく大事にしているオートバイが一瞬で傷物になるのは何ともやるせない・・・。
そこで登場するのが・・・
↓これ バネの硬さがノーマルに比べて固くなるは勿論の事、写真に掲載してあるパイプを好みによりカットすることで、ただバネを変えるだけでなく、より好みの硬さ(ストリート用・レース用)に任意で変える事が可能なわけです。
↓バネも純正の不等ピッチ(左)からレーステックは等ピッチ(右)に変わります。 レーステックのスプリングが短いのは硬さ調節用のパイプを入れる為。
このパイプを長くすればする程スプリングにテンションがかかることになるのでより硬いフロントフォークになります。
レーステックの設定ではストリート用は25mm~35mm、レース用は20mm~30mmの突き出し量でパイプをカットする事になっておりますので、当社のスポーツスターはとりあえず25mmの所でカット。
今回交換されたお客様は、当社試乗車と同じ硬さでのリクエストでしたので25mmで同じように組みました。
↓これが作業終了してジャッキアップをしていない状態。 跨った状態での沈みこみ量は約125mm。
勿論乗車される方の体重などで左右されますが、この変化はかなり乗り味に【差】となって現れるはず。
どのように変化するか?は実際試乗で味わっていただけますので、スポーツスターでフロントフォークの柔らかさが気になる方は是非体験してみることをオススメいたします。
交換時間も、大体1~2時間位でできちゃいますよっ!
↓スペシャルツール?を用意してお待ちしております
↑アッキー店長&りゅうくんのブログはこちらからもお楽しみ頂けます。
目的はこれ↓ を組む為。
スポーツスターって、日本と本国での使用環境の違いでしょうか? あの独特な沈みこみが気になって乗りにくいと言う方も多いようで、当社でも既に何台も交換作業を行なっております。
勿論パインバレーのデモ車両にも組み込まれているので、気になる方はご試乗も頂けます。
作業風景とインプレは、アッキー店長がアッキーブログ内に事細かく書いておりましたのでコチラを参照していただくとして、僕は別の視点で何処がどう変わるのか検証してみます。
↓まずはこれが車両に跨った時の沈み込みの量。 この時点で105mm。
↓そして、これが車体をジャッキアップしてフロントフォークを完全に伸ばしきった状態。 この状態で約130mm。その差が25mm
つまり・・・この時点で既に車両が25mmも沈んでいることになります。
これがどんな弊害を生むかというとですね・・・ 教習所で習ったと思いますが、オートバイのブレーキングは基本フロント7割・リア3割と言われています。 フロント加重が強めと言うことは、ブレーキをかけると先程の車両に跨った時の沈みこみ量105mmから沈み込んで行くことになります。
峠に限らず、交差点に侵入していく際に皆さん減速してから侵入するのが一般的かと思いますが、この減速の段階でコーナーに侵入することで車体は沈み込んだまま(車高が低くなったまま)コーナーを抜けて行くことになります。
フロントフォークが縮んだ状態で曲がると言う事は、バンク角が少ない状態で曲がらざるを得ません。
すると・・・
↓あっという間にこうなります。 バンク角が減ってしまった事でフロントのサイレンサーが地面に擦って削れてしまった訳です。
せっかく大事にしているオートバイが一瞬で傷物になるのは何ともやるせない・・・。
そこで登場するのが・・・
↓これ バネの硬さがノーマルに比べて固くなるは勿論の事、写真に掲載してあるパイプを好みによりカットすることで、ただバネを変えるだけでなく、より好みの硬さ(ストリート用・レース用)に任意で変える事が可能なわけです。
↓バネも純正の不等ピッチ(左)からレーステックは等ピッチ(右)に変わります。 レーステックのスプリングが短いのは硬さ調節用のパイプを入れる為。
このパイプを長くすればする程スプリングにテンションがかかることになるのでより硬いフロントフォークになります。
レーステックの設定ではストリート用は25mm~35mm、レース用は20mm~30mmの突き出し量でパイプをカットする事になっておりますので、当社のスポーツスターはとりあえず25mmの所でカット。
今回交換されたお客様は、当社試乗車と同じ硬さでのリクエストでしたので25mmで同じように組みました。
↓これが作業終了してジャッキアップをしていない状態。 跨った状態での沈みこみ量は約125mm。
勿論乗車される方の体重などで左右されますが、この変化はかなり乗り味に【差】となって現れるはず。
どのように変化するか?は実際試乗で味わっていただけますので、スポーツスターでフロントフォークの柔らかさが気になる方は是非体験してみることをオススメいたします。
交換時間も、大体1~2時間位でできちゃいますよっ!
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