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乾式・湿式エアクリーナーフィルターのちがい。

社外のエアクリーナーフィルターを見ると、大きく分けて湿式タイプ・乾式タイプとありますね。
社外のエアクリーナーを探す際に良く出てくる言葉なので目に・耳にする機会も多いと思います。
違いは単刀直入に言えばフィルターにオイルが塗っているか(湿式)塗っていないか(乾式)。
掘り下げてみましょう。
【乾式エアフィルター】 ・良い点 ハーレーの純正フィルターの多くは乾式タイプを採用しています。

乾式タイプの特徴としては、何と言ってもメンテナンスの手軽さ。 汚れたら多少エアブローなどで埃を飛ばして使う事が出来ますが、洗浄などが出来ない為ある程度汚れたら交換となります。 湿式のフィルターの様に洗って乾かしてオイルを塗って・・・と言う手間なく汚れたらサクッと交換できるので、手間がかかりません。 フィルター自体の密度が高く雨もはじくので、レインカバー無しでも安心して雨天走行が可能(純正は除く)。
・悪い?点 一方乾式フィルターは洗浄する事が出来ず、エアブローで埃・汚れを飛ばす程度のメンテナンスしか出来ない為、汚れがひどくなったら交換を余儀なくされる為に ランニングコストが高い。 湿式のフィルターと違いフィルター素材の密度が高い為(特に純正フィルター)吸気効率(空気を吸い込む量)が制限される為にチューニングでパワーアップをはかりたくてもパワーアップが望めなかったりもします。(社外の乾式ハイフローエアクリーナーなどはその限りではありませんが。)
【湿式エアフィルター】 パインバレーでもっとも人気のあるS&Sやローランドサンズなどのハイフローエアクリーナーは湿式タイプのフィルターを使用しています。

湿式タイプはフィルターオイルが塗布されているので赤又は青い色をしています。 ・良い点 洗って何度も繰り返し使う事が出来るので、長い目で見た時にランニングコストがかかりません。 ※洗浄方法はこちらの記事をご覧ください。
フィルター素材の密度が高い乾式(特に純正)と違い吸気効率が高い為、チューニングして燃調を整えてあげれば驚くほどのパワーアップを望むことが出来ます。 これは良い事なのか悪い事なのか解りませんが(笑)吸気効率が高い=吸気音が大きくなります。
【悪い?点】 ・汚れたら洗浄液で洗浄し1~2日乾かして専用のフィルターオイルを塗る必要が在る為、手間が少しかかります。 吸気効率が高い反面、雨天時などはどうしても乾式フィルターと違い雨の侵入率が高くなってしまう為、雨天時走行にはレインカバーを装着する必要があります。
チューニングをすると考えると純正フィルターは論外ですが、乾式にするか湿式にするかはご自身のハーレーの乗り方使い方で選ぶ必要が在りますね。
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