パインバレーブログ
FP3にまつわるトラブル。
あ、商品自体に問題があるわけではありませんのでご安心ください。
脅かしてすみません(笑)
が、ちょっとした操作ミスやアクシデントでECMのデーターがすべて消えてしまい、エンジンすらかからなくなってしまう。 そんな症状が起こりえる。
これは本当の話です。
そうなってしまうと、当然コンピューターの中は「カラ」ですので、エンジンは動かなくなり(スターターは回せるけど)自走不可となってしまいますので、ディーラーさんにてノーマルデーターの再インストールをしてもらう以外手段はありません。(車両の情報もECMから一切消えてしまいますので、ECMがFP3すら受け付けてくれなくなります)
怖いですよね~。
もちろん、自己責任でのトラブルの為ノーマルデーターの再インストールは有料です。
当然自走できなくなりますのでディーラーさんまで車両を移動する手段も費用が掛かります。 再インストール料金もディーラーさんによっては数千円からFP3購入代金よりはるかに高いインストール代がかかる場合と開きがありますので、ちょっとした作業ミスで痛い出費をする羽目に・・・。
なんてことにならないように要注意!!
では、どんな操作をしたらダメなのか?
その前に・・・
データーをECM自体に書き込む際、どういう手順を踏んでいるか。
1.まず、書き込みをする前に一旦現在ECMに記録されているデーターを完全消去します。 2.次に作成したデーターを書き込みます。 3.イグニッションをOFFにし数秒待って作業完了。
これがECMにデーターを書き込む際に行われる一連の作業です。
で、本題。
どんな操作をしたらダメなのか。 それは、上記の1~2どちらかの途中で通信を強制的に切ってしまう事!!!
主な行為は、書き込み作業中に・・・・ ・FP3の指示が無いのに勝手にイグニッションをOFFにしてしまう。 ・バッテリーがあがってしまった。 ・スマートフォンのバッテリーが電池切れになってしまった。 ・書き込みで通信している時間が長く、スマートフォンがフリーズしているものと勘違いし強制的に電源を落としてしまう。
主にあげられるのはこんな所でしょうか。
つまりどんな理由であれ・・・
ECMにデーターを書き込み中は、どんなことがあっても作業が完了するまでは書き換え作業を中断する事があってはいけません。 と言う事です。
実はこの症状はシャーシダイナモでのチューニング中でも起こる可能性があります。 その為に「バッテリーは充分電圧が保たれているか」「ケーブル類はきちんと接続されているか」「チューニングに関係のない作業はすべて終了させておく」などなと非常に気を使っています。
簡単に取り扱いが出来るチューニングディバイスだからこそ、注意が必要ですね。
では不意なトラブルを起こさないようにするためには・・・ ・バッテリーの電圧が下がっていないか確認する。(または作業前にきちんと充電を行う) ・スマートフォンのバッテリー残量が十分にあるかどうか確認する。 ・チューニングに不要なアプリは立ち上げたままにせず終了させておく。 ・FP3の取り付け(カプラーの緩み)が無いかしっかり確認をする。
など、不安要素はすべて取り除いたうえでチューニングをお楽しみください。
万が一「ECMのデーター消えたかも?」な症状がでてしまったら・・・。
ディーラーさんに持ち込む前にお電話下さい。ECMが復旧出来るかもしれない「最後の抵抗」を教えますので・・・(笑)
※上記症状はECMに書き込み中に起こり得るトラブルですので、オートチューニングでチューニング中(走行中)はECMデーターは消える事はありませんのでご安心を。
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