今回はHKRステルスヘッダーパイプについて詳しく書いてみることにしましょう。

【HKRステルスヘッダーパイプとは？】

先ず初めに製品名についている「HKR」とは”Hiro Koiso Racing”の頭文字である。
アメリカのボンネビル・ソルトフラッツにて開催される世界最速を競うレースにて、
数多くのタイトルを取得しているヒロ・小磯と言うライダーをご存知でしょうか。
ヒロ小磯氏はHiro Koiso Racingのライダーであると同時に
アメリカHDディラーで活躍するメカニックでもあり、世界中から注目されるチューニングのスペシャリストでもあります。

日本ではオンザロードマガジンやクラブハーレー誌でも紹介をされた事があるのでご存知の方も多いのでは！？
オンザロードマガジン31号またはクラブハーレー136号をお持ちの方は読み返してみてください。

また当社の公式サイトでもヒロ小磯氏を紹介したページ↓をご用意しましたので是非ご一読ください。


さて本題へ戻りHKRステルスヘッダーパイプの説明へ。

HKRステルスヘッダーパイプはその名の通り”Hiro Koiso Racing”＝ヒロ・小磯氏が開発した、
09年以降のツーリングモデル用のハイパフォーマンスヘッダーパイプです。

ステルスヘッダーの特徴１　【特殊セラミックコーティング】

このHKRステルスヘッダーパイプを見てまず目に飛び込むのは”色”。
若干グレーっぽい色がついてますがコレはただ”色”を塗ったわけではありません。
外側及び内側全体にセラミックコーティングという特殊コーティングを施してあるためこの独特の色になってます。
ジェットエンジンのタービンブレードにも使われるこの特殊コーティングは遮熱性が高くマフラー外部に伝わる熱を抑えます。
コレにより夏でも快適に乗ることができるってワケです。
それだけではありません、更に外部へ熱が逃げないため内部の温度が上昇することにより、排気流動が良くなります。
そして排気流動が良くなることによりパワーアップにもつながります。
流石、開発者がチューニングのスペシャリストだけあってこだわりが光ります。


ステルスヘッダーの特徴２　【O2センサー位置の適正化】

HKRステルスヘッダーパイプを裏返してみるとO2センサー位置に違和感を感じます。
通常O2センサーボス（穴）はヘッダーパイプの集合部やや前方に取り付けられているのですが、
実はそれでは相互干渉をしてしまい正確な数値がとれていません。
ステルスヘッダーではO2センサーの位置をエンジン付近へ移動し適正な数値を読み取れるように工夫がされています。
チューニングを行う場合に大きな差が出る部分ですね。


ステルスヘッダーの特徴３　【触媒（キャタライザー）の除去】
HKRステルスヘッダーパイプはそのシルエットを見ると標準装備ヘッダーパイプと瓜二つです。
それもそのはず、実はこのHKRステルスヘッダーパイプは標準装備ヘッダーパイプの”改良版”なのです。
ステルスヘッダーの集合部を良く見ると溶接痕があります。
コレは内部にギッシリと詰められた触媒（キャタライザー）を除去するために、できた溶接痕です
触媒を取り除くことにより”膨張室の容量を増やし”、”音量を抑え且つ太い音を奏でる”事が出来ます。
また排気抵抗となる触媒が取り除かれるのでパワーアップ・トルクアップも図れるのです。


HKRステルスヘッダーパイプの特徴４　【標準装備ヘッダーパイプの改良版】
特徴３でも書きましたがHKRステルスヘッダーパイプは標準装備ヘッダーパイプの”改良版”です。
それにより様々な利点があります。
取り回しが全く変わらないため専用マウントステーなどが無くポン付け可能。
社外品で有りがちな製品誤差も無く車両との干渉などの心配もありません。
取り回しが変わらないのでバックギア装着車でも全く問題なし！！
コレはバックギア装着車にお乗りの方にはうれしい限りですね。
ヒートシールドも標準装備のモノを流用可能です。
日本仕様マフラーはもちろん社外品スリップオンマフラーも装着可能。


説明が長くなりましたが、キーワードをまとめますと
■ヘッダーパイプからの熱の低減。
■排気音の良質化。
■トルク・パワーなど性能の向上。
■ポン付可能。
■ハーレー純正品の流用＆ヒロ小磯氏が開発という安心感。
これだけで十分選ぶ価値はあるでしょ！？


サブコンやフルコンそしてロムチューン（ロム書き換え）と言ったチューニングカスタムが注目されている昨今、
このHKRステルスヘッダーパイプは外せない逸品となることでしょう。


ちなみに当社では既にHKRステルスヘッダーパイプの販売を開始ししております。
当社通常販売価格70,000円のところ今なら発売記念価格65,000円にて購入可能です。 ※2013年3月現在（次回入荷分より通常販売になる予定です）
店舗ではヘッダーパイプ交換作業も承っております。
ご質問・ご相談はフリーダイヤルまで！！


それでは今回はここまでに。