H-D2015 FLTRXSロードグライドスペシャル
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どうも、アッキーです。
今年は少し真面目にハーレーNewモデルについて書いてます!
第二弾 プロジェクトラッシュモアのDNAが注がれ復活したロードグライド
ロードグライドはハーレーダビッドソンのツーリングファミリーに属するツアラータイプのバイクである。 ロードグライドの特徴は何と言ってもシャークノーズフェアリングとデュアルヘッドライト(2灯式)だ。
ツーリングファミリーはモデル記号が”FLH”から始まるのが通常だが、ロードグライドだけは”FLT”とはじまる。 これはロードグライドというモデルが誕生するまでの歴史が関係している。
ではまず初めにその歴史について少し触れてみよう。
1980年に”FLTツアーグライド”という車両が発売されたフレームマウントウェアリング&デュアルヘッドライトが採用され、今までにない斬新なデザインのハーレーとして登場。 フェアリングやヘッドライトだけでなく、ハーレー初のラバーマウントや5スピードトランスミッション等の新技術が盛り込まれた1台である。 当時はショベルヘッドエンジンが搭載されていたが1984年エボリューションエンジンへの移行を見据え布石として設計された車両だったのではないだろうかと推測する。 1980年は他にも漆黒のローライダーとも呼ばれる”FXBスタージス”や”FXWGワイドグライド”と言った新車種が登場するという激動の時代でもあった。
FLTツアーグライドは1996年まで活躍をしていたものの突然カタログから落ちてしまった。 それまで16年間も販売されていた人気モデルには既にファンが沢山出来ており、ツアーグライドの廃番には戸惑いもあった。
そんな中1998年にアメリカで「FLTツアーグライドの再来か!?」とビッグニュースが!! そう、まさにこの時がFLTRロードグライド誕生の時なのである。
※画像は2001年のFLTRロードグライド
満を持して発売されたフレームマウントフェアリング&デュアルヘッドライトを採用したNEWモデルはFLTツアーグライドを進化させ、よりスタイリッシュなシャークノーズフェアリングを採用し洗練されたフォルムとなり生まれ変わった。 1998年復活の際にはエボリューションエンジンを搭載しているが翌年にはツインカム88エンジンへと移行された。 ロードグライドシリーズは発売当初より人気絶頂であり常に売れ行きは好調で、2013年式までその勢いが留まる事は無かった。今やハーレーには欠かせないモデルであると言えよう。
人気車種である証拠にFLTRもFLTRXもFLTRUもそれぞれCVO(カスタムビークルオペレーション)仕様での販売をされた実績がある。
ロードグライドに採用されているフレームマウントフェアリングはスタイルだけの物ではなく快適性・操作性を考えた作りとなっている。 フェアリングと言えば走行中の風圧からライダーを守ってくれるものだが、抵抗が大き過ぎては走行に支障を来す。 ロードグライドのフェアリングはライダーへの風圧を最小限にしつつも走行抵抗を少なくし、更にスタイルの良さも兼ね揃えた設計となっているのだ。 そしてFLH系のフェアリング(通称:ヤッコカウル)の様にステアリングマウントではなくフレームマウントにする事によりハンドル操作への負荷を軽減してくれる。 コレは長時間・長距離のライディングをする事が多いユーザーにとってはかなり嬉しい設計である。
その他のモデルとは違う独創的で斬新的なフォルムを持つロードグライドはさらに進化を続ける。
2010年にはFLTRをカスタム化させたFLTRXロードグライドカスタムが登場。 これは近年の流行カスタムスタイルに合わせファクトリーカスタムが施された車両となっている。 ショートスクリーン・ローダウンシート・ローダウンリアショック・カウル装着位置の変更・フロントタイヤサイズ大径化等々 印象としては正統派バガーのロー&ロングである。 ツアラータイプでありながらショートスクリーンやローダウンショックというのはやや的外れな感じかと思われたが、 足つきの良さや視界の広さ等が格段に増し解放感があり、スタイリッシュさがあり、とやはりユーザーにはすんなりと受け入れられた。
また翌年の2011年にはFLTRUロードグライドウルトラが登場。 ネーミングからもご察しいただけると思うが、ツアーパックやフカフカのシートやスタンダードウインドシールドなどを搭載したツアラーらしいモデルである。 カスタムを求めたFLTRXとは反対にツアラーとしての本来の姿を求めたFLTRU、ベースモデルが同じなのにある意味対極にある2モデルを造り出すハーレーダビッドソンの戦略は”流石”としか言いようがない。 FLTRUは正にFLTツアーグライドを彷彿とさせるデザインとなり、より一層ファンの心をわしづかみにしたのである。
2014年ツーリングファミリーに新しい風が吹く。 デザイン性・快適性・使いやすさ・乗りやすさ等全てを見直し、生まれ変わらせる、プロジェクトラッシュモアが始動した。 カウルのデザイン・性能UPからツアーバック・サドルバッグのデザイン・機能性UP、さらにエンジン、フレーム、ダッシュパネル、足回り、ブレーキシステム等々、細かな部分まで言えば書ききれないほどの改良が加えられた。
しかしこの2014年モデルのラインナップからロードグライドシリーズは姿を消したのである。 発表されたときは本当に驚いたものである。だがロードグライドは必ず復活すると信じていた。 恐らく世界中のロードグライドファンも同じ気持ちだっただろう。
そして思った通り2015年モデルからロードグライドは返り咲いた。 しかも通常ではありえない程、早い段階でNEWロードグライドの発表があり、色々なデモンストレーションが各地で行われた(米国内) その他のツーリングファミリー同様にロードグライドもプロジェクトラッシュモアのDNAが注がれ細部まで改良が加えられている。
もちろんロードグライドの”顔”であるシャークノーズフェアリングも改良され今まで以上の機能性を持ち合わせたものとなっている。 ハンドルバーも新設計され操作性をアップした、遠目に見れば大きな変化は感じられない様に思えるかもしれないが、”全く別物”と行っても良いほどの変更・改良がされた。
ロードグライドは2015年から新たな歴史を刻む 今までがそうだったようにこれからも改良を加えながらこの先何十年と人気車種として君臨するだろう。
2015年モデルのNEWロードグライドはRoad GlideとRoad Glide Specialに加えCVO Road Glide Ulutraの3車種がラインナップされている(※米国) 日本にはFLTRXSロードグライドスペシャルとFLTRUSE CVOロードグライドウルトラの2車種がラインナップされた。
FLTRXSロードグライドスペシャル
FLTRUSE CVOロードグライドウルトラ
さて、2015年モデルから一新されたロードグライドだがはたして適合するカスタムパーツはどうなるかが気になるところだと思う。 一番はやはりマフラーではないだろうか、でも安心してほしいマフラーは今まで通り変更することなく適合が確認された。 スリップオンからヘッダーパイプやフルエキゾーストシステムまで従来の製品が適合するので選びたい放題である。
エアクリーナーに関しては2014年以降ツーリングモデル用とされているタイプは問題なく適合する。 08年以降ツーリングモデル用とされているモノも適合するが、稀に08年~13年までと言う製品もあるのでここら辺は注意が必要だ。
マフラー&エアクリときたら次に気になるのは燃調・チューニングでしょう、しかしコレも安心してほしい。 スクリーミンイーグルスーパーチューナーは既に2015年モデルも対応している、流石はハーレー純正のチューナーだ。 フラッシュチューナーも2015年モデルに対応すべくメーカーがデータを分析して開発中なので、例年通り少し待てば対応となる。
その他のカスタムパーツだが、フェアリングを除くボディは基本的にツーリングファミリーは共通となっているため、 適合するパーツは既に多く出回っている。 ロードグライド専用のパーツに関してもハーレー純正アクセサリーパーツはもちろんクリアキンからも続々とリリースされる予定なので、楽しみだ。
2015年FLTRロードグライドはすぐに飛びついても楽しめる1台であることは言うまでもありません。 「次こそはツアラーを」とお考えのあなたは今すぐディラーへGo!
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どうも、アッキーです。
今年は少し真面目にハーレーNewモデルについて書いてます!
第二弾 プロジェクトラッシュモアのDNAが注がれ復活したロードグライド
ロードグライドはハーレーダビッドソンのツーリングファミリーに属するツアラータイプのバイクである。 ロードグライドの特徴は何と言ってもシャークノーズフェアリングとデュアルヘッドライト(2灯式)だ。
ツーリングファミリーはモデル記号が”FLH”から始まるのが通常だが、ロードグライドだけは”FLT”とはじまる。 これはロードグライドというモデルが誕生するまでの歴史が関係している。
ではまず初めにその歴史について少し触れてみよう。
1980年に”FLTツアーグライド”という車両が発売されたフレームマウントウェアリング&デュアルヘッドライトが採用され、今までにない斬新なデザインのハーレーとして登場。 フェアリングやヘッドライトだけでなく、ハーレー初のラバーマウントや5スピードトランスミッション等の新技術が盛り込まれた1台である。 当時はショベルヘッドエンジンが搭載されていたが1984年エボリューションエンジンへの移行を見据え布石として設計された車両だったのではないだろうかと推測する。 1980年は他にも漆黒のローライダーとも呼ばれる”FXBスタージス”や”FXWGワイドグライド”と言った新車種が登場するという激動の時代でもあった。
FLTツアーグライドは1996年まで活躍をしていたものの突然カタログから落ちてしまった。 それまで16年間も販売されていた人気モデルには既にファンが沢山出来ており、ツアーグライドの廃番には戸惑いもあった。
そんな中1998年にアメリカで「FLTツアーグライドの再来か!?」とビッグニュースが!! そう、まさにこの時がFLTRロードグライド誕生の時なのである。
※画像は2001年のFLTRロードグライド
満を持して発売されたフレームマウントフェアリング&デュアルヘッドライトを採用したNEWモデルはFLTツアーグライドを進化させ、よりスタイリッシュなシャークノーズフェアリングを採用し洗練されたフォルムとなり生まれ変わった。 1998年復活の際にはエボリューションエンジンを搭載しているが翌年にはツインカム88エンジンへと移行された。 ロードグライドシリーズは発売当初より人気絶頂であり常に売れ行きは好調で、2013年式までその勢いが留まる事は無かった。今やハーレーには欠かせないモデルであると言えよう。
人気車種である証拠にFLTRもFLTRXもFLTRUもそれぞれCVO(カスタムビークルオペレーション)仕様での販売をされた実績がある。
ロードグライドに採用されているフレームマウントフェアリングはスタイルだけの物ではなく快適性・操作性を考えた作りとなっている。 フェアリングと言えば走行中の風圧からライダーを守ってくれるものだが、抵抗が大き過ぎては走行に支障を来す。 ロードグライドのフェアリングはライダーへの風圧を最小限にしつつも走行抵抗を少なくし、更にスタイルの良さも兼ね揃えた設計となっているのだ。 そしてFLH系のフェアリング(通称:ヤッコカウル)の様にステアリングマウントではなくフレームマウントにする事によりハンドル操作への負荷を軽減してくれる。 コレは長時間・長距離のライディングをする事が多いユーザーにとってはかなり嬉しい設計である。
その他のモデルとは違う独創的で斬新的なフォルムを持つロードグライドはさらに進化を続ける。
2010年にはFLTRをカスタム化させたFLTRXロードグライドカスタムが登場。 これは近年の流行カスタムスタイルに合わせファクトリーカスタムが施された車両となっている。 ショートスクリーン・ローダウンシート・ローダウンリアショック・カウル装着位置の変更・フロントタイヤサイズ大径化等々 印象としては正統派バガーのロー&ロングである。 ツアラータイプでありながらショートスクリーンやローダウンショックというのはやや的外れな感じかと思われたが、 足つきの良さや視界の広さ等が格段に増し解放感があり、スタイリッシュさがあり、とやはりユーザーにはすんなりと受け入れられた。
また翌年の2011年にはFLTRUロードグライドウルトラが登場。 ネーミングからもご察しいただけると思うが、ツアーパックやフカフカのシートやスタンダードウインドシールドなどを搭載したツアラーらしいモデルである。 カスタムを求めたFLTRXとは反対にツアラーとしての本来の姿を求めたFLTRU、ベースモデルが同じなのにある意味対極にある2モデルを造り出すハーレーダビッドソンの戦略は”流石”としか言いようがない。 FLTRUは正にFLTツアーグライドを彷彿とさせるデザインとなり、より一層ファンの心をわしづかみにしたのである。
2014年プロジェクトラッシュモア始動
2014年ツーリングファミリーに新しい風が吹く。 デザイン性・快適性・使いやすさ・乗りやすさ等全てを見直し、生まれ変わらせる、プロジェクトラッシュモアが始動した。 カウルのデザイン・性能UPからツアーバック・サドルバッグのデザイン・機能性UP、さらにエンジン、フレーム、ダッシュパネル、足回り、ブレーキシステム等々、細かな部分まで言えば書ききれないほどの改良が加えられた。
しかしこの2014年モデルのラインナップからロードグライドシリーズは姿を消したのである。 発表されたときは本当に驚いたものである。だがロードグライドは必ず復活すると信じていた。 恐らく世界中のロードグライドファンも同じ気持ちだっただろう。
そして思った通り2015年モデルからロードグライドは返り咲いた。 しかも通常ではありえない程、早い段階でNEWロードグライドの発表があり、色々なデモンストレーションが各地で行われた(米国内) その他のツーリングファミリー同様にロードグライドもプロジェクトラッシュモアのDNAが注がれ細部まで改良が加えられている。
もちろんロードグライドの”顔”であるシャークノーズフェアリングも改良され今まで以上の機能性を持ち合わせたものとなっている。 ハンドルバーも新設計され操作性をアップした、遠目に見れば大きな変化は感じられない様に思えるかもしれないが、”全く別物”と行っても良いほどの変更・改良がされた。
ロードグライドは2015年から新たな歴史を刻む 今までがそうだったようにこれからも改良を加えながらこの先何十年と人気車種として君臨するだろう。
2015年モデルのNEWロードグライドはRoad GlideとRoad Glide Specialに加えCVO Road Glide Ulutraの3車種がラインナップされている(※米国) 日本にはFLTRXSロードグライドスペシャルとFLTRUSE CVOロードグライドウルトラの2車種がラインナップされた。
FLTRXSロードグライドスペシャル
FLTRUSE CVOロードグライドウルトラ
さて、2015年モデルから一新されたロードグライドだがはたして適合するカスタムパーツはどうなるかが気になるところだと思う。 一番はやはりマフラーではないだろうか、でも安心してほしいマフラーは今まで通り変更することなく適合が確認された。 スリップオンからヘッダーパイプやフルエキゾーストシステムまで従来の製品が適合するので選びたい放題である。
エアクリーナーに関しては2014年以降ツーリングモデル用とされているタイプは問題なく適合する。 08年以降ツーリングモデル用とされているモノも適合するが、稀に08年~13年までと言う製品もあるのでここら辺は注意が必要だ。
マフラー&エアクリときたら次に気になるのは燃調・チューニングでしょう、しかしコレも安心してほしい。 スクリーミンイーグルスーパーチューナーは既に2015年モデルも対応している、流石はハーレー純正のチューナーだ。 フラッシュチューナーも2015年モデルに対応すべくメーカーがデータを分析して開発中なので、例年通り少し待てば対応となる。
その他のカスタムパーツだが、フェアリングを除くボディは基本的にツーリングファミリーは共通となっているため、 適合するパーツは既に多く出回っている。 ロードグライド専用のパーツに関してもハーレー純正アクセサリーパーツはもちろんクリアキンからも続々とリリースされる予定なので、楽しみだ。
2015年FLTRロードグライドはすぐに飛びついても楽しめる1台であることは言うまでもありません。 「次こそはツアラーを」とお考えのあなたは今すぐディラーへGo!
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