パインバレーブログ
H-D2015 FXDLローライダー
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どうも、アッキーです。
今年は少し真面目にハーレーNewモデルについて書いてみたいと思います。
第一弾 新生FXDLダイナローライダー
FXDLローライダーとはハーレーダビッドソンのダイナファミリーに属するバイクである。 ”ローライダー”の歴史は長く改良・変化を経て今の形となった。
初代ローライダーは1977年に発売された”FXSローライダー”というモデルである。 FXSという部分にビックリする方もいるかと思うが決してソフテイルファミリーなワケではない。
1970年頃までのハーレーと言えばツアラー系のビッグツインとスポーツ系のスポーツスターの2系統しかなかったのだが、 ウイリアム・G・ダビッドソン(通称:ウィリーG)がビッグツイン×スポーツという斬新なアイディアを持ち出し、 1971年に”FXスーパーグライド”という車両が誕生した、コレが今でいう”ダイナ”というシリーズが生まれるキッカケとなった。 当時では最先端の近代的なスタイルの車両として一目を浴びた。 しかし斬新過ぎるこのスタイルがすぐにユーザーに受け入れられたかと言うとそうではなかった。
ウィリーGはその後も斬新なアイディアを注ぎ続け色々なモデルの開発を手掛ける。 私の憧れの名車1977年XLCR(カフェレーサー)もその一つである。
そして同年1977年に↑”FXSローライダー”が誕生。
これをきっかけにビッグツイン×スポーツというスタイルがユーザーに定着することとなった。 1979年FXSローライダーはそれまでのFXスーパーグライド等の存在が薄れるほど爆発的な人気となりビッグツイン×スポーツというスタイルの存在を決定づける名車として今でも語りつがれている。 名車と言われるのが必然と言ってもいいほどの造形美、その姿は見るものの目を釘付けにする。 バイクに乗らない人にとっても目を引く1台である。
そんなローライダーも時代と共に幾度ものモデルチェンジが行われ現在に至る。 1977年のFXSローライダーは1200CCのショベルヘッドエンジンを搭載し、マフラーは2in1、ホイールはキャストホイールでフロントブレーキはダブルディスクとトコトンまでビッグツインにスポーツの要素を盛り込んだ。 ショベルヘッドエンジンの排気量が80qiに変わるとエアクリーナー等の形状が変更されるなど細かなモデルチェンジが行われた。
続く大きなモデルチェンジはエンジンEVO化やFXRフレーム採用である、この頃のローライダーは好きか嫌いか意見が2分する傾向にある。 さらに時は進み、エンジンはツインカムの時代になると、ダイナグライドフレームを採用し、ここで初めてFXDLダイナローライダーという現在と同じ記号が付けられた。
歴史が複雑すぎて解明しきれないが、いつの間にかマフラーはスタッガードタイプになり、ホイールはキャストからスポークになり、フロントブレーキはシングルになり、ヘッドライトバイザーが無くなり、徐々に徐々に初代ローライダーとはかけ離れた姿になって行った。
2005年FXDLダイナスーパーグライドローライダー
2007年FXDLダイナローライダー
もちろんどのようなバイクにも改良・進化は必要不可欠なのだが、これほどまでに変わっても車名を継ぐのかと不思議に思う、どこに初代のDNAが残っているのか、見比べてしまうと全く違うモノになっている気がする。 残されている特徴としてはタンクの上に縦に並んだスピードメーターとタコメーター位じゃなかろうか・・・・・
それはさて置き、ツインカム96になったダイナローライダーは2009年にラインナップから外されたのである。(日本を除く) 日本国内では2013年まで販売されていたが2014年モデルにはその姿が消えてしまった。 35年も続いたロングセラーモデルがココで歴史の幕を閉じるのかと世界中のファンが落胆する中、2014年中期にビッグニュースが発表される。 そう、FXDLローライダーがアメリカ本国で復活したのである。 そしてついに2015年モデルから日本国内でも販売が開始された。
等間隔のキャストホイールにダブルディスクブレーキ、ヘッドライトバイザー、ブラックコンソールカバー、そしてそして2in1エグゾースト!! カラーリングも爆発的な人気を誇る1979FXSローライダーを彷彿とさせる特別仕様となった。 細部まで見れば初期ローライダーとは程遠いモノのかなりそれらしく生まれた変わったのである。
もともと日本では大人気のローライダーだが更なる人気になること間違いなしと私は感じている。 まさに初代ローライダー誕生の時の様に爆発的な人気になるのではないだろうか。 生産台数が分からないが、NEWローライダーの販売台数の伸びが気になるところである。
NEWローライダーには他の車両にもまだ採用されていない”進化”があった。
ハンドルが特徴的で、通常トップブリッジにライザーが付いて、ハンドルが取り付けられているのだが、 トップブリッジにはヘッドライトバイザーが固定されており、ヘッドライトバイザーにライザーが取り付けられている。 そしてハンドルが付いているのだが、これにより1つ関節が多くなったような感じになり、ライザーの根元はユーザーに合わせて自由な角度に変更ができる仕組みとなっている。 極端に手前に引けば小柄な女性でも肘を延ばしきらずにハンドルが握れるだろう、身長が高く腕の長い方は一番遠くにセットすれば窮屈感が無く乗れる。 コレは”新しい仕組み”だ、様子をみて反響が良ければ今後他の車種にも採用されるのではないだろうか。 しかし、1点気になることがある。 ヘッドライトバイザーにライザーが固定されると同時に、ヘッドライトもバイザーから吊り下げられている。 ライザーごとハンドルを交換しようとした場合にはヘッドライトバイザーが固定できなくなるので、ヘッドライトを別のモノに交換して、どこかに固定できるように工夫しなくてはならない様に思える。 暫くの間はハンドル周りの大きな変更は少し難儀するかも知れませんね。
そしてもう1点も初の採用となるアジャスタブルシート。 標準装備のシートにはライダーのお尻と腰を支える盛り上がった部分にパッドの様なモノが付いている、このパッドは取り外しが可能となっており、取り外すことにより座位置が1.5インチ程後ろに下がるのである。 小柄な方はパッドを付けたままにすればフットペグも近くハンドルも近くなり、操作性が増す。 逆に大柄な方は窮屈になってしまうので、パッドを外すことによりゆったりと乗ることが出来るのである。
さて、2015年モデルに一新されたFXDLローライダーだがはたして適合するカスタムパーツはどうなるかが気になるところだと思う。
一番はやはりマフラーではないだろうか、2in1構造となり専用設計されたマフラーには適合する製品が少ないとご不安な方も多いようだ。 そこで私が調査をしたところ、スリップオンタイプのマフラーは確かに選べるアイテムが少ないが、全くないわけでもないので安心していただきたい。 実はローライダーの2in1マフラーは専用設計なのだが、スリップオン部分に関してはFLDスイッチバックと同様の構造となっているのだ。 ここまで書けばすでにお気づきの方もいるかと思うが、バンス&ハインズ・ツインスラッシュスリップオンが適合するのである。 しかしFLDとはヒートガードの形状が異なるため、見た目的に若干の違和感は感じるかも知れない。 一度取付をしてみたいと思う。
北米マフラーという選択肢もあるのだが・・・・残念ながら音量に期待は出来ないとだけ、言っておきましょう。 ご希望なら北米マフラーの取り寄せ販売も可能なのでご相談してほしい。
あとはフルエキ系のマフラーを選べば2012年以降ダイナ用であればほとんどのモノが適合する。 レーシーな2in1マフラーD&Dボブキャットなんてのもカッコイイ あえて真っ黒のバンス&ハインズのプロパイプブラックなんかも渋くてイイ感じだ。 さらに初期ローライダーらしさを求めるならサンダンスさんのローライダーヘッダーズを装着するのも良いかもしれない。
エアクリーナーに関しては08年以降ダイナ用又はツインカム用であればほとんどの製品が取付可能なので心配はご無用。
チューニングに関してもスーパーチューナーであれば現在既に対応済みである、その他のディバイスをご希望なら暫しお待ちいただければ対応となる。
その他のカスタムパーツも大幅に専用設計として変更された部分以外はその他のダイナファミリーと変わりがない為、適合するパーツは多く存在するはずだ、今後の展開が楽しみでしょうがない。
2015年FXDLローライダーは初代ローライダーの姿を踏襲しつつ、進化を遂げた。 「ローライダーの復活を待っていた!」と言う方は今が買いです!!
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どうも、アッキーです。
今年は少し真面目にハーレーNewモデルについて書いてみたいと思います。
第一弾 新生FXDLダイナローライダー
FXDLローライダーとはハーレーダビッドソンのダイナファミリーに属するバイクである。 ”ローライダー”の歴史は長く改良・変化を経て今の形となった。
初代ローライダーは1977年に発売された”FXSローライダー”というモデルである。 FXSという部分にビックリする方もいるかと思うが決してソフテイルファミリーなワケではない。
1970年頃までのハーレーと言えばツアラー系のビッグツインとスポーツ系のスポーツスターの2系統しかなかったのだが、 ウイリアム・G・ダビッドソン(通称:ウィリーG)がビッグツイン×スポーツという斬新なアイディアを持ち出し、 1971年に”FXスーパーグライド”という車両が誕生した、コレが今でいう”ダイナ”というシリーズが生まれるキッカケとなった。 当時では最先端の近代的なスタイルの車両として一目を浴びた。 しかし斬新過ぎるこのスタイルがすぐにユーザーに受け入れられたかと言うとそうではなかった。
ウィリーGはその後も斬新なアイディアを注ぎ続け色々なモデルの開発を手掛ける。 私の憧れの名車1977年XLCR(カフェレーサー)もその一つである。
そして同年1977年に↑”FXSローライダー”が誕生。
これをきっかけにビッグツイン×スポーツというスタイルがユーザーに定着することとなった。 1979年FXSローライダーはそれまでのFXスーパーグライド等の存在が薄れるほど爆発的な人気となりビッグツイン×スポーツというスタイルの存在を決定づける名車として今でも語りつがれている。 名車と言われるのが必然と言ってもいいほどの造形美、その姿は見るものの目を釘付けにする。 バイクに乗らない人にとっても目を引く1台である。
そんなローライダーも時代と共に幾度ものモデルチェンジが行われ現在に至る。 1977年のFXSローライダーは1200CCのショベルヘッドエンジンを搭載し、マフラーは2in1、ホイールはキャストホイールでフロントブレーキはダブルディスクとトコトンまでビッグツインにスポーツの要素を盛り込んだ。 ショベルヘッドエンジンの排気量が80qiに変わるとエアクリーナー等の形状が変更されるなど細かなモデルチェンジが行われた。
続く大きなモデルチェンジはエンジンEVO化やFXRフレーム採用である、この頃のローライダーは好きか嫌いか意見が2分する傾向にある。 さらに時は進み、エンジンはツインカムの時代になると、ダイナグライドフレームを採用し、ここで初めてFXDLダイナローライダーという現在と同じ記号が付けられた。
歴史が複雑すぎて解明しきれないが、いつの間にかマフラーはスタッガードタイプになり、ホイールはキャストからスポークになり、フロントブレーキはシングルになり、ヘッドライトバイザーが無くなり、徐々に徐々に初代ローライダーとはかけ離れた姿になって行った。
2005年FXDLダイナスーパーグライドローライダー
2007年FXDLダイナローライダー
もちろんどのようなバイクにも改良・進化は必要不可欠なのだが、これほどまでに変わっても車名を継ぐのかと不思議に思う、どこに初代のDNAが残っているのか、見比べてしまうと全く違うモノになっている気がする。 残されている特徴としてはタンクの上に縦に並んだスピードメーターとタコメーター位じゃなかろうか・・・・・
それはさて置き、ツインカム96になったダイナローライダーは2009年にラインナップから外されたのである。(日本を除く) 日本国内では2013年まで販売されていたが2014年モデルにはその姿が消えてしまった。 35年も続いたロングセラーモデルがココで歴史の幕を閉じるのかと世界中のファンが落胆する中、2014年中期にビッグニュースが発表される。 そう、FXDLローライダーがアメリカ本国で復活したのである。 そしてついに2015年モデルから日本国内でも販売が開始された。
2015年FXDLローライダー
等間隔のキャストホイールにダブルディスクブレーキ、ヘッドライトバイザー、ブラックコンソールカバー、そしてそして2in1エグゾースト!! カラーリングも爆発的な人気を誇る1979FXSローライダーを彷彿とさせる特別仕様となった。 細部まで見れば初期ローライダーとは程遠いモノのかなりそれらしく生まれた変わったのである。
もともと日本では大人気のローライダーだが更なる人気になること間違いなしと私は感じている。 まさに初代ローライダー誕生の時の様に爆発的な人気になるのではないだろうか。 生産台数が分からないが、NEWローライダーの販売台数の伸びが気になるところである。
NEWローライダーには他の車両にもまだ採用されていない”進化”があった。
ハンドルが特徴的で、通常トップブリッジにライザーが付いて、ハンドルが取り付けられているのだが、 トップブリッジにはヘッドライトバイザーが固定されており、ヘッドライトバイザーにライザーが取り付けられている。 そしてハンドルが付いているのだが、これにより1つ関節が多くなったような感じになり、ライザーの根元はユーザーに合わせて自由な角度に変更ができる仕組みとなっている。 極端に手前に引けば小柄な女性でも肘を延ばしきらずにハンドルが握れるだろう、身長が高く腕の長い方は一番遠くにセットすれば窮屈感が無く乗れる。 コレは”新しい仕組み”だ、様子をみて反響が良ければ今後他の車種にも採用されるのではないだろうか。 しかし、1点気になることがある。 ヘッドライトバイザーにライザーが固定されると同時に、ヘッドライトもバイザーから吊り下げられている。 ライザーごとハンドルを交換しようとした場合にはヘッドライトバイザーが固定できなくなるので、ヘッドライトを別のモノに交換して、どこかに固定できるように工夫しなくてはならない様に思える。 暫くの間はハンドル周りの大きな変更は少し難儀するかも知れませんね。
そしてもう1点も初の採用となるアジャスタブルシート。 標準装備のシートにはライダーのお尻と腰を支える盛り上がった部分にパッドの様なモノが付いている、このパッドは取り外しが可能となっており、取り外すことにより座位置が1.5インチ程後ろに下がるのである。 小柄な方はパッドを付けたままにすればフットペグも近くハンドルも近くなり、操作性が増す。 逆に大柄な方は窮屈になってしまうので、パッドを外すことによりゆったりと乗ることが出来るのである。
さて、2015年モデルに一新されたFXDLローライダーだがはたして適合するカスタムパーツはどうなるかが気になるところだと思う。
一番はやはりマフラーではないだろうか、2in1構造となり専用設計されたマフラーには適合する製品が少ないとご不安な方も多いようだ。 そこで私が調査をしたところ、スリップオンタイプのマフラーは確かに選べるアイテムが少ないが、全くないわけでもないので安心していただきたい。 実はローライダーの2in1マフラーは専用設計なのだが、スリップオン部分に関してはFLDスイッチバックと同様の構造となっているのだ。 ここまで書けばすでにお気づきの方もいるかと思うが、バンス&ハインズ・ツインスラッシュスリップオンが適合するのである。 しかしFLDとはヒートガードの形状が異なるため、見た目的に若干の違和感は感じるかも知れない。 一度取付をしてみたいと思う。
北米マフラーという選択肢もあるのだが・・・・残念ながら音量に期待は出来ないとだけ、言っておきましょう。 ご希望なら北米マフラーの取り寄せ販売も可能なのでご相談してほしい。
あとはフルエキ系のマフラーを選べば2012年以降ダイナ用であればほとんどのモノが適合する。 レーシーな2in1マフラーD&Dボブキャットなんてのもカッコイイ あえて真っ黒のバンス&ハインズのプロパイプブラックなんかも渋くてイイ感じだ。 さらに初期ローライダーらしさを求めるならサンダンスさんのローライダーヘッダーズを装着するのも良いかもしれない。
エアクリーナーに関しては08年以降ダイナ用又はツインカム用であればほとんどの製品が取付可能なので心配はご無用。
チューニングに関してもスーパーチューナーであれば現在既に対応済みである、その他のディバイスをご希望なら暫しお待ちいただければ対応となる。
その他のカスタムパーツも大幅に専用設計として変更された部分以外はその他のダイナファミリーと変わりがない為、適合するパーツは多く存在するはずだ、今後の展開が楽しみでしょうがない。
2015年FXDLローライダーは初代ローライダーの姿を踏襲しつつ、進化を遂げた。 「ローライダーの復活を待っていた!」と言う方は今が買いです!!
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