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パインバレーからのお知らせ

ボンネビル・スピードトライアル観戦記2013

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今年もやってきた!スピード野郎たちの祭典


2013年8月。今年もやってまいりました!見渡す限り「塩」の塩類平原で最高速を競う「BUB Motorcycle Speed Trial」通称「ボンネビル」(略しすぎか!?)。
我々パインバレーは今年、ここボンネビル・ソルトフラッツで数々の世界最速レコードを樹立しているヒロ小磯さんの公式レーシングスポンサーとしてサポートを行ってきました。 そしてついに本番を迎えた今年の開催。 パインバレー代表として私「ヤナさん」とメカニック「すーさん」の2名が太平洋を越えボンネビルまで小磯さんの応援に行ってまいりました。 P8285764 小磯さんはラスベガスのRedRockハーレーダビッドソンに所属する敏腕メカニック。 「世界で一番ハーレーを知る男」とも言われるほどハーレーチューンの第一人者。 その傍ら、ボンネビルのレースに向けて自身のマシンをチューンナップしているわけです。 小磯さんが得意とするのは「インジェクション・チューニング」 シャーシダイナモを使ってパワーチェックしながら、さまざまなパーツを装備したハーレーを最適なバランスに調整していきます。 今年のレース用にチューンナップしたマシンはこちら。

やってきました!ここがボンネビル・ソルトフラッツ!


聞いてはいたものの、本当に見渡す限り塩。まるで大雪原に来たみたいです。 P8275499 P8275274 写真では伝わりにくいですが、晴れると温度は50度を越えます。日差しが痛いです。 でも湿度がなく、塩が敷き詰められた地表は冷たいので、日陰に入れば結構快適だったりします。 レースに出場するみなさんは、それぞれ思い思いに塩の大地にこのような簡易的なPITを設営し、ここで最終調整などを行います。 さまざまなPITの光景はアルバムとスライドショーにまとめました。

アルバム「BUB Motorcycle Speed Trials 2013」 スライドショー「BUB Motorcycle Speed Trial 2013 at Bonneville Saltflats」

小磯さんとご対面

P8275240 そしてこちらが小磯さんのPIT。 レースが終わると塩を落とし(これがかなり大変な作業です)次のレースに向けて調整。 レースの時間が近づくとスタート地点へ。 といってもPITとスタート地点はかなり離れていて、とても歩いては行けません。 P8275129 レースは全長10マイル(16キロ!)超の直線コースを走ります。 (第三京浜の保土ヶ谷~玉川間に相当します!) このコースの中間に「計測区間」が設置されていて、ここで計測される速度が記録として残るわけです。 当然、スタート直後からバイクの姿は豆粒・・・米粒・・・ミクロの世界・・・というか、あっという間に見えなくなってしまいます。







いざ!小磯さん出陣!


では小磯さんのスタート映像をご覧いただきましょう。 スタートしてから少し離れた直線コースへ入り、徐々に加速。徐々に加速。そしてフル加速! 小磯さんスライドショー

世界最速レコード更新!


ちなみに、今回小磯さんは以下3つのクラスで自己の世界最高速を更新されました。(2013年9月7日現在。まだ公認ではありません) ・FIM World Record Division B,TypeII Class 13 214.653mph(345.450 km/h) ・AMA National Records 3000-MPS-PBG – 210.646 mph (339.001 km/h) 3000-MPS-PBF – 214.342 mph (344.950 km/h) いずれも初の200マイル超え!お見事としか言いようがありません。 ちなみに、FIMまたはAMAで201マイルを超える記録を出すと「201 MPH CLUB」という名誉あるクラブに登録されます。 小磯さんは日本人として初めて、201 MPH CLUBの会員となったわけで、これもとんでもない偉業です。

小磯さんから素敵な贈り物

P8275281 小磯さんが作ってくださったパインバレーのバナー! ※現在は本牧のパインバレー店舗に飾ってあります。 P8285665





そしてHiro Kosio Racingのスタッフシャツ!もちろん特注品で非売品です。




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ちなみに、開催5日目の午後、私たちが帰途へ着いた頃、ソルトフラッツには雨が降りました。 雨が降るとご覧のとおり・・・ なんとファンタジックな光景でしょうか。見たかった!!!! (この写真は小磯さんのFacebookからお借りしました。また、手前に立つカメラマンは小磯さんを撮り続ける増井カメラマン。いろいろお世話になりました。実は増井さんはパインバレーのお客様でもあるんです!)






レースを終えて

約1週間にわたるレースを終え、拠点であるラスベガスのRedRockHarleyDavidsonへ戻り、マシンのメンテナンスをする小磯さんを訪ねました。 IMG_1885 レースの疲れが取れていないはずなのに、快くRedRockHarleyDavidson店内を案内してくださり、PITにまで入れていただきました。 IMG_1883 気になったのが、来年の目標は何なんだろう?ということ。 思い切って小磯さんにその質問を投げかけました。 企業秘密かもしれないのでそのままは書きませんが、更に記録を狙うという答えでした。 来年の小磯さんからも目が離せません。 マシンの性能を最大限に引き出すインジェクション・チューニングパインバレーはこの11月にシャーシダイナモ設備を導入、インジェクションチューニングのサービスを開始する予定です。 小磯さんのレベルは雲の上の話ですが、エンジンに負担をかけずにパワーを最大限に引き出し、お客様に最適なチューニングをご提供する予定です。 今回のボンネビル出張で経験したスピードトライアルの生の雰囲気、最高速の更新に懸ける人たちの姿。 またここに集まった関係者たちとの情報交換などなど、日本にいては決して得られなかった大切なこの資産を今後、お客様へさまざまな形で還元してまいります。 この秋のパインバレーにぜひご期待ください! そして小磯さん、おめでとうございます! 来年もボンネビルでお会いしましょう! (文責:ヤナ) HKR(Hiro Koiso Racing)製作。ボンネビルで小磯さんも使っていた「ステルスヘッダーパイプ」 (画像クリックで商品詳細ページへ移動します) stealthdyna